悲しい出産。

寂しかった出産。

でも、

頑張った出産。

感謝した出産。

さよならとありがとうの火葬…。

小さな、とっても小さなお骨。

大事に大事に骨壷におさめ、

寝室の片隅においています。


あの日から、2年が経ちました。

絶望しかなかった日から、

今は8ヶ月になった娘が加わり、

4人でのにぎやかな生活を送っています。



悲しみの克服には4年はかかる…

まだ道なかばです。



私は運良く、再び娘を授かることができ、

その悲しみも娘が癒してくれているのか、

ふいに涙が出ることはなくなりました。

時々、生きてうまれていてくれたら、

どんな赤ちゃんだったかな…とか、

思い描くことはありますが、

悲しくてどうしようもなかったころよりは、

随分元気になれています。




今、一番思うことは、

娘の死で、大切にすべきものは、

家族との時間、こどもとの時間だと

気づくことができたということです。


恥ずかしながら、

私は家族より仕事、家族より自分となりかけていました。


気づかせてもらった今、

こどもと笑える時間を過ごせていることに、

本当に感謝しています。




ありがとう。

お供えしたお花、気に入ってくれたかな?

私がお骨になる時に、

必ず一緒にお墓に入ろうね。

それまで、お兄ちゃんと妹を見守っていてね。