前回
①中国輸入+無在庫販売のススメー1 無在庫販売のメリット
②中国輸入+無在庫販売のススメー2 無在庫販売のデメリット
中国輸入とは 中国から商材を仕入れることです。
『そのまんまや!』
という意見もありますが、少し国内仕入れとの違いを解説したいと思います。
①
中国は外国
輸入輸出などを貿易といいますが、
国内の仕入れと一番違うところは
途中で必ず税関を通さなければいけないことです。
国内仕入れの場合は北海道の人が沖縄県の商材を買った場合でも
輸送会社に頼めば運んでくれます。
最悪自分で運んでもなんら問題はありません。
しかし、輸入の場合は必ず中国の税関と日本の税関を通らなければなりません。
通らない輸送を密輸といいます。
そのため、国内輸送に比べて
時間、お金、手間が圧倒的に増えます。
②
基本的に大量輸送
海外の製品を日本に輸入する場合は船積み、通関業務、関税の支払いなど
国内の輸送に比べて手間が増えます。
また購入資金も当事国の通貨のため、外国為替レートにて換金の手間と手数料がかかります。
それらの手間、コストのため、一度の輸送でコンテナ(48立方メートル)を使います。
商材にもよりますが、数百万円の商品を一度に日本に入れることができます。
つまり、一回の仕入れに数百万円の現金と商材を動かさないと
コストに見合わなくなります。
クーリエといわれる国際EMSやDHLなど
ドアtoドアのサービスもあります。
ただこの場合も最低1kgからで
一度に沢山運べば運ぶほどkg単価は安くなります。
参照EMS料金表
当然コストのことを考えるとできるだけ沢山一度に仕入れようとします。
以上のように国内の仕入れに比べて
一度により多くの仕入れをしたほうが輸送コストが安くなるため
できるだけ多くの仕入れを一度の輸送でしようとします。
そのため在庫=販売量のようなジャストイン在庫ではなく、
販売量<在庫の状態になりがちです。
結論
大手さんのほうが有利。
個人レベルでは資金的、人材的に難しいかも