梶本修身氏らの研究によると、眼精疲労を訴える患者にブルーベリーエキスを一日量62.5mg使用したところ、眼の疲れや痛みが軽減など有効であったという報告があります。また、一日量アントシアニン量として37.5mgで9-12歳までの有名進学塾に通う小学生に8週間投与したところ、視力回復効果、眼の疲労感の自覚症状の改善に有効であることが報告されています。
 葉山隆一医師が来院者を対象にした臨床実験では、ブルーベリーエキスを1日3回、朝晩2粒づつ飲んでもらい3ヶ月間試したところ、眼精疲労と遠視はほぼ100%、近視は7割が改善されたとのことです。
 「わかさ医学研究班」によるとブルーベリーは白内障にも大きな効果があるとのことで、「抗酸化力が野菜や果実の中でも横綱級のブルーベリーで白内障の直る人が多い」という記事には次のように記述されています。

栽培しやすいラビットアイ系に美味しいハイブッシュ系を
接ぎ木することがお薦めです。

家庭で果樹を楽しむならブルーベリーの鉢栽培が最適です。
果樹栽培の入門は鉢植えのブルーベリーからがおすすめです。
   家庭栽培により完熟したものを口にする楽しみが味わえます。
    鉢栽培することで多品種のブルーベリーを育てられます。
品種により形、味等にそれぞれ個性があり興味深いです。

エリザベス 22.7.18

 ブルーベリーの特徴(以後、BBと略)

 1.他の果樹と比べて病害虫が殆どつかない。
 2.異なる2品種以上を混植すれば実がよく成ります。
 3.乾燥には弱いので多少湿っぽく管理すること。
 4.他の果樹より結実するのが早い。
2~3年目位から収穫可。
5.ピートモスを主にした酸性土壌に植える。
6.挿し木により比較的簡単に増やすことができる。
7.寒い地方から暖かい地方まで栽培が可能です。
8.秋の紅葉も楽しめます。

お勧めの品種はハイブッシュ系のパトリオット、エリザベス、サザンハイブッシュ系のオニール、
ラビットアイ系のデライト等です。
味、粒の大きさともに優れています。

ブルーベリーは美味しいフルーツとしての人気だけでなく、体に良い健康食品の原料としても非常に高い注目を集めています。健康への興味・関心が日増しに高まっている状況で、数え切れないほどの健康食品が誕生していますが、ブルーベリーに関連する健康食品も次々と開発され、相当な種類が流通しています。ブルーベリーが由来の健康食品の人気が高い理由は、現代人のライフスタイルにぴったりマッチしているからです。

「ブルーベリーは目に良い」という評判を、皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。実際、ブルーベリーに関連する健康食品の多くが「視力の改善」「目の疲れに」という効能をうたっています。それは、「いかにして目の健康を維持するか」ということが、現代人にとって重要な課題となっていることのあらわれです。ファッションの一部としてメガネをかけることが流行していますが、視力の低下が原因でメガネを着用し始めた人も多いはずです。まだまだ若く、目にも衰えが出ていないように思われる学生たちの視力検査のデータを見てみると、なんと高校生の60%以上が裸眼視力1.0未満だったという結果も出ています。

その理由は、パソコンやゲーム、携帯電話などの普及によって、目を酷使するようになったからです。現代人はそれらの画面から情報を取得する機会が多いため、日常的な「目のケア」が必要不可欠なのです。そこで、目に良いとされる成分が豊富に含まれているブルーベリーに注目が集まっているのです。オフィスワークに従事するビジネスマンやOL、受験勉強に勤しむ学生、視力の衰えを感じ始めた年配者などにとって、ブルーベリーは、視力の回復や眼精疲労の改善、目のケアを実現するための切り札的な存在となっています。

目に関する効果への期待のほか、生活習慣病やガンなどの病気予防、老化防止、美容やダイエットなどへの対策にも、ブルーベリーの成分が有効とされています。私たち現代人が抱える健康に関する課題を、幅広い栄養素で解決に導いてくれるブルーベリー。その人気とニーズは、これからますます高まっていくことでしょう