【レポート】おしゃべり陰陽Cafe Vol.12 「夏野菜」「政治」
7月25日に「おしゃべり陰陽Cafe Vol.12」を開催しました。テーマは「夏野菜」と「政治」でした。■夏野菜について夏野菜の代表はなんといってもナス科のナス、トマト、キュウリ、ピーマン、ししとうですね。また、ウリ科のカボチャやズッキーニ、冬瓜、ゴーヤ、その他にオクラ、ニラ、みょうがなど、穀物だけどトウモロコシなんかも夏野菜に入れらることもあります。陰陽カフェでは、ジャガイモも夏野菜に入れていいのでは?という話にもなりました。マクロビオティックでは、夏にたくさん採れる野菜は、総じて身体を冷やす陰性な食物と捉えられます。昔は、真夏といえど夏野菜は控えるマクロビアンが多く、トマトなんて食べたら怒られる時代もありました。現代のマクロビオティックにおいては、夏野菜も積極的に取り入れられているようで、参加者のみなさんもほとんどの方が、いろいろな夏野菜を食べているとのことでした。その理由としては、まずは気候の変化で、温暖化の影響か激暑が続く真夏は、積極的に夏野菜で陰性にする必要がでてきたということです。また、現代人は動物性の陽性がかなり入っているので、夏野菜などの陰性をとらないと身体が締まり過ぎる傾向にあるなどの意見もありました。料理法としては、夏野菜は彩りを大切にしたいという方が多く、軽く火を通したラタトゥイユなどをよく作るとのことでした。また、やはり夏野菜の陰性さが気になる方もいて、トマトやナスは味噌汁(豆味噌)に入れて食べる方やトマトに大量の塩をまぶして調理する方もいました。ナスは、夏野菜の中でも紫色などから一番陰性だというのは、皆さんの共通認識で、ナスと油の相性についても語られました。「ナスと油は、どちらも陰性だけどなぜ相性がいいのか?」というCRUXには、「ナスは陰性が強いので、油で高温という陽性を引っ張ってくることで調和がとれる」という解釈にみなさん納得していました。また、「秋茄子は嫁に食わすな」のマクロビオティック的解釈では、真夏の陽性がないナスは種を作らないので、種無し(子なし)になりやすいとか、秋ナスは夏のナスよりももっと陰性なので、妊娠中のお嫁さんに食べさせると流産しやすくなるという大森英桜先生の解釈が紹介されました。栽培においては、夏野菜はとても扱いが難しい食材だという話もありました。なぜなら家庭菜園などで、夏野菜を作ると、その陰性な分裂力で早くたくさんできるが、水分が多く保存に適していないので、どんどん消費しないと追いつかない。しかし食べ続ければ、体が陰性になり過ぎるとのジレンマがあるということです。また、産地で採りたての新鮮な夏野菜は生で食べれるが、都会のスーパーで買った夏野菜は、かなり陽性に料理しないと食べられない。これは、採りたての夏野菜には陽性がちゃんとあるので、生で食べれるが、時間が経つとすぐにその陽性さが失われるので、調理で陽性を加えないと美味しく食べられないなどの感想がありました。夏野菜、当初は「政治」のおまけに立てたテーマでしたが、思いのほか話が広がり面白いテーマになりました。「きょうの吉度ごはん」・ツユクサと玉ねぎの酢みそあえ・シロザとにんじんの練りごまあえ・なすのしょうが焼き・かぼちゃの蒸し煮・麦入り三分づき米ごはん■政治についてさて、参院選も終わったばかりの興奮冷めやらぬ方、またちょっとクールに構える方、いろいろな立場で「政治」に対する心構えや今回の参院選に対する所感などを語り合いました。総じてマクロビオティックにかかわる方々は、保守よりは革新系が多く、陰陽カフェのほとんどの方は、今回「れいわ新選組」の山本太郎氏を応援したようです。主な理由としては、現政府への疑念、特に食料政策や放射能対策、防衛政策などで将来が見えないことや、政治が特権階級の意識で決まり、庶民の感覚からとても逸脱してしまっているとのことなどです。そんな中、山本太郎氏は庶民の感覚に沿う陰性さと、政権与党に影響を与える陽性さを兼ね備えているという評価があったようです。しかし、政権与党への思いは参加者それぞれで、「いいところを探すのが難しい」と言う方もいれば、「与党の人でも個人的にはいいひとがいることも知っている」「どうしても右派、左派の対立になってしまうので、積極的に動ける中道の政治家が必要」などの意見がありました。また政治を陰陽で捉えれば、やはり陽性な人ほど選挙に当選しやすい。右派は、過去という陽性に固執しがち、左派は、未来という陰性に不安を抱くとの見方もあるとのことでした。選挙においては、対立構造が明確の方が盛り上がれる陽性な人、対立から始めるのではなく、まずは相手をリスペクトすることが大切なのではという陰性な人という陰陽両面の感想がでてとても面白かったです。ただやはり「政治」をテーマにするのは難しいかなとも思いました。それは、どうしても感情的になりやすいし、お互いの正義の対立になりやすく、冷静に俯瞰した視点での「政治」を語りずらくなってしまうからです。もう少し「政治」が人類社会においてどういう意味があるのかとか、現代の社会においてどんな政治形態が有効なのかなどを陰陽で見ていくような流れにしたかったのですが、まぁそれはまたの機会ということにしたいと思います!次回は9月25日(水)18:15~20:30を予定しております。テーマは決まり次第お知らせしますので、ぜひご参加お待ちしておりま~す。レポート制作おしゃべり陰陽Cafe実行委員会高桑智雄