松山ケンイチさんと
長澤まさみさんの映画。
自宅介護をする家族の抱える辛い
心情を描いたものでした。
綺麗事ではすまされない、
過酷な現実を知らされ、
私はまだまだ恵まれていたのだと。
私が娘であると母の記憶にある中で見送れたこと。
たまの物忘れ、同じ話の繰り返し、
私にちょっと注意された時の
キュッと結んだ口元。
うちにいる間は、自分の足で
トイレに行き、食事も運んではもらっても自分で食べていた。
もっともっと過酷な介護を
されている人が五万といる。
もう少し長く生きて欲しかった、
そう思うのは優しい父に支えられ
通い介護で済んでいた、私の甘え
だったのかな…。
父はどう思っていたのだろう。
映画のような気持ちになってしまった
ことはなかったのだろうか…。
2人共…ありがとう。