今日、とてもとても悲しい出来事がありました。


私の実家で飼っているわんこが亡くなりました。


老衰だったので苦しまず、穏やかな死でした。


眠っていたはずなのにいつの間にか逝ってしまったようです。


彼女は私が独身の時から一緒にいました。


やがてお兄ちゃんが生まれると彼女は守るように寄り添ってくれました。


泣けば吠えて私を呼び


お風呂上りは水滴を舐めようとして


寝ていればそばで転がり


もうひとりの母性を持った存在が初めて母になった私を助けてくれました。


やがておちびが生まれるとまた同じように見守ってくれていました。


知らせを聞いたのは仕事中ですぐに駆けつけることは出来なかったけれど


家に帰ると子供達はお別れに行くと一緒に実家へ向かってくれました。


いつもは誘っても行かないと言うおにいちゃんが


いつもは大騒ぎしてはしゃぎ回るおちびが


実家に静かに向かい、静かにお別れをしてくれました。


そのギャップに戸惑うおじいちゃんとおばあちゃん爆笑


死というものは知っているけれども


それはどこか遠いひとの話で


考えたとしても


自分の死だけ


初めて身近な命の終わりに直面したのです。


冷たくなっていく身体と


固くなっていく関節


そして乾いた鼻


なにもかもがいつもと違う。


死んだらいなくなる。


いなくなるってこういうこと。


彼らのボキャブラリーでは表現しきれない


今まで経験したことのない感情に包まれたようでした。


あなたは最期までいろんなことを教えてくれたね。


こんなに穏やかで


こんなに感謝に溢れる死に


私は居合わせたことがありません。


もう今から寂しいけれど


あとからあとから感情が溢れてくるけれど


大好きだよ


ありがとう


さようなら


決して話を聞くだけじゃわからない


突然の命の授業でした。


彼らの一生の宝物になるよ。


きっとね。