大村大次郎 双葉社
「儲かっている企業から税金をふんだくってくる」元国税調査官が書いた、起業したい人のための指南書。
一般的に、起業するなら青色申告のほうがいいといわれていますが、無理に青色にせんでも白でいいよ、というのはこれが初めてです。
青色申告は、最大65万円控除や3年間損失を繰り越せる等ありますが、著者はデメリットとして、記帳の大変さと税法制約の厳しさを上げています。
会計ソフトを使えば簡単、とよくいわれますが、実際使ったことない。行きつけの美容院の人も、毎年確定申告書類は、商工会議所に頼んでいる、といっていました。しかも今年は端末不調で、時間がいつもの倍かかったとも。
青色申告はきっちり帳簿付けしている前提のため、ちょこっとの間違いも不正計算とみなされ、重加算税の対象になりやすいとも言っています。コワイ。
これが白なら、「うっかりミスでーす。」で済むと書いてあります。白色申告のメリットは、記帳が簡単なことであり、事業所得が300万円未満ならがちがちの記帳も不要で、小遣い帳程度の難易度で済みます。
売上1000万円を超えたら、消費税のこともあるし、青色申告にすればいい、と。
いろんなものを経費で落として利益を操作しろとか、エロ系狙えとか、商売内容の盛りすぎはかえってだめとか、かわった視線で面白い。
ただ、2015年出版のため、情報が古いとこあり。基礎控除38万円とか。