6月からサービス利用となった

終末期と診断された80代男性。

4月まで車も運転出来ていた方。

しかし、5月に入り状態悪化。

糖尿病による多臓器不全。

ご本人の意思で透析は行わない、入院もしない、最期は在宅で迎えたい。

主治医と訪問看護と連携して、自宅での看取りを調整していましたが、酸素濃度の低下が見られ、主治医の説得で、先週金曜日、緊急搬送。

国立医療機構センターへ入院されました。

娘氏から二、三週間の入院予定と聞いていましたが、本日、その娘氏から連絡がありました。

急変にて逝去しました。

素直に悲しかったです。

胸腹水貯留あり苦しそうにしていた出会いの日。

水がひけると元気になって、家族も喜んでいた先週。

長期戦になるかも.......と、娘さんが語ってくれました。

私もそれを望んでいました.......。

海上自衛隊を退職した後も船乗りの仕事を選び、

なかなか会えない息子さん。

8月には日本に戻って来れる息子さんに会うまでは元気で居たいと語っていたご本人様。

息子さんに会うことが目標の1つでした。

しかし、願いは叶うことなく人生の幕を閉じられました。

出会ってから1ヶ月も経たないお別れとなりましたが、これは次に繋げる為のご利用者様からの贈り物だと思います。

出逢いには必ず意味があると信じています。

また、明日から頑張っていきます！！

そして、ご利用者様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

逝去の報告