アメリカに続き、日本も中国へ進出した企業の国内回帰をする企業に対して、助成金を出すとの発表をしました。
この方策は非常に素晴らしいものだと思います。
今回のコロナウイルスによる問題で、既に世界では多くの人が失業をしております。
そして、3ヵ月もこの状態が続くと資金繰りが出来なくなる企業が42%以上にものぼると言われています。
また、タイやベトナム等のコメ輸出国が輸出制限を始めている中で、自国で消費するものをある程度、自国で生産が出来ないと
有事の際には国が立ち行かなくなるリスクも見えてきました。
この様な中で、生産拠点の国内回帰の対応は、コロナウイルスが落ち着いた後にも多くの人の仕事を保証する事になり、生活保護の様にただ単に支出するだけでなく、税金として回収が出来る為
経済回復に大きな貢献をするものと思います。
また、マスクの大半が中国製だった様に主要生産国が有事になると品不足は深刻になります。
それが、生産拠点を国内に戻す事により、主要生産国が有事の際にも自国で消費が賄えるだけの能力を手に入れる事が出来る。
もちろん、完全に国内に戻すと国際的な競争力や日本の影響度も低下する為、それはそれで問題になります。
しかしながら、行き過ぎたグローバル化もダメだと言う事が
今回のコロナウイルスの蔓延で課題として浮き彫りになったと思います。
また、予てから問題となっていた産業の空洞化が今回のコロナウイルスの問題で解決に向かうかも知れませんね。
そう考えると、コロナウイルスは命に関わる大きな問題ですが
視点を変えれば悪い事ばかりではないと思います。
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