4月は人事異動や新卒採用者が新入社員として入社する時期ですね。

 

 

しかしながら、私が中国やベトナムで働いていると日本の様な新卒採用の制度がありません。

 

 

ただ、私の働いてるのは日系企業なのですが、過去には幹部候補生として新卒採用を実施しておりましたが、せっかく育てた幹部候補生はある程度成長すると日系以外の企業に好条件で転職していく傾向がある為、何時の日か無くなってしまいました。

 

 

その為、学校を卒業すると日本みたいに多くの企業の説明会があり1年かけて自分の行きたい企業を選ぶ環境がある日本って恵まれているなと思います。

 

 

なぜならば、新卒からいきなり中途採用の経験者と同じステージに立って就職活動をしなければならない事と企業の見学をして説明を聞きながら吟味する環境を与えられていないからです。

 

 

また、欠員が無ければ募集が無いわけで、タイミングによっては就職したい企業に入社するのも難しいのです。

 

 

そして、日系以外の企業は欧米系の企業同様に労働者の権利が保障されていません。

 

 

待遇自体は、日系よりも良いケースが多いのは確かです。

 

 

しかしながら、景気の変化に応じてリストラも素早く行われますし固定給よりも企業の業績に応じたボーナスで収入の差を出している企業が多いので、日系企業の様に安定した収入を望めるとは限りません。

 

 

ここ最近では、トヨタ自動車も発表してる通り、終身雇用制度が限界に来ているとの話があります。

 

 

終身雇用制度の維持が難しくなると言う事は、今の様な新卒の就職活動のスタイルも維持する事が難しくなる事でしょう。

 

 

また、収入に対しても減少傾向で上がらないとの話があります。

しかしながら、今までの日本が異常に恵まれていただけです。

 

中国やベトナムでは、結構ドライです。

 

能力があっても、その役職や待遇に見合っていなければ

会社を去る選択肢をすぐに迫られます。

 

日本ではパワハラが問題視されてます。

中国やベトナムでも勿論パワハラはあります。

しかしながら、すぐに会社を去る選択肢を迫られる為

自殺のレベルにまで発展しないだけだと思います。

 

 

どちらが良いかは、賛否両論で私もはっきりとは言えません。

 

 

ただ言える事は、まだまだ日本は海外と比べて労働者の権利が守られて安心して働ける環境である事は間違いないと思います。

 

 

高収入を得たければ、海外や外資系にて勝負する事をお勧めいたします。

 

しかしながら、常にドライな判断をされますので、安定して同じ企業で働く事は難しい事だけは覚悟して下さいね。

 

*海外でも日系は、待遇は別として日本同様に労働者の権利は守られているので補足はしておきます。

 

 

 

追伸

 

海外で20年暮らしているからこそ、良い事も悪い事もリアルにお話する事ができます。

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