もうひとつの人生案内 -2ページ目

もうひとつの人生案内

読売新聞の人生案内を考えてみました。

今日の相談


 30歳代主婦。60歳代の実母は、昔から自分の思い通りにならないと、小言ばかり言う人です。母と私の家族が同居して10年になりますが、夫は養子になっていません。そのことが母には不満なようで、度々食ってかかってきます。しまいには子どもたちにまで小言を言っています。そのせいで、家族はみな嫌な気分になってしまいます。

 夫は、いずれ養子になることを了解してくれています。うるさい母のことも理解し、私には、母についての不満をあまり言わないようにしてくれています。ありがたいです。

 でも、母は年齢とともに小言がますます多くなりそう。どうすれば、この憂うつな気分から逃れることができるのでしょうか。夫や子どもたちのためにも母と別居しようかとよく考えます。夫は別居については、それほど積極的ではありません。(愛知・E子)


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小言を聞くのは家族からでも、他人からでも、ストレスですね。お母様は無意識ででストレス発散されているのかもしれませんが、家族はたまったものじゃありませんね。防波堤のようになっている貴方の気苦労もお察しします。


ただ、何点か気になったことが。お母様が養子を望んでいるのにまだ養子にならないこと。そして、ご主人が別居について、それほど積極的ではないこと。ご主人はなぜすぐにそれも10年もの間、養子にならないのでしょうか。貴方の実家が嫌なわけではないようですし。いろいろ事情があるかと思いますが、養子になる機会が来るまで、別居の選択もありかと思います。この点は充分にご主人と話し合いをされてはいかがでしょう。


ただ、ご主人がすぐに養子になったとしても、お母様の小言は続くと思います。これはもう性格なのでしょう。歳ともにひどくなるでしょう。でも注意して治るものでもありません。ただ、お母さんが元気なうちに、いろんな話し合いをしておいた方が良いと思います。別居の話も含めて。

今日の相談


50歳代女性。家業を継いだ30歳代の息子も同居しています。この息子に早く結婚相手をと思っているのですが、なかなか思うようにいきません。

 息子には、付き合って5年になる彼女がいます。2人の間には3年前、子どもができています。実は、彼女には前の彼氏との間にも子どもがいるのです。別れた方がいいと言ったのですが、息子は結婚するでも別れるでもなく、毎週土日は彼女のアパートに行きます。

 月日が過ぎ、子どもだけが大きくなっていきます。跡取り息子なので、親類からは「早く結婚を」とせかされます。うそをつくのも、もう限界です。

 私は彼女に会い、結婚するか、別れるかしてほしいと言いましたが、「別れません」の一点張り。理由はわかりませんが、結婚する気もないようです。私には返す言葉がありませんでした。彼女の親に話そうと思いましたが、3年前に急死したそうです。

 別れるにしても一緒になるにしても、子どものためには早いほうがよいと言っているのですが……。(福岡・N子)


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家業をしっかりと継いでいて、結婚はしていないけど息子を愛してくれる彼女がいる。それだけでも息子さんはとても幸せだと思うのですが。二人の子供がいるのに、彼女に結婚を望むだけなら判りますが、別れをお願いするなんて、それはどうかと思います。親戚の手前、世間体・・・といったことでしょうか。


二人が結婚を考えていないのは、理由があると思います。貴方がすることは、息子さんに子供の父親としての自覚と責任をしっかりと持ってもらうようにアドバイスすることです。

今日の相談


30歳代主婦。母は明るく社交的で近所づきあいも上手です。しかし、私は幼いころに、「嫌いだ」「産むんじゃなかった」などと母に言われたことが、今も心の傷になっています。両親が離婚したときも、「父親が要らないって言うから、仕方なく引き取ってあげたんだ」と言われました。

 そんなこともあって、私は親元を離れて遠い場所にある高校に進学しました。ただ、母は一生懸命働いて仕送りしてくれ、私を卒業させてくれました。そのことには感謝しています。

 母にこれまで言われた言葉の真意を聞いたのですが、「覚えていない」と一言で片づけられました。許せない気持ちになりました。

 母を嫌っているわけではありませんが、どうやって付き合っていいのかわかりません。自分も子どもができたら、ひどい言葉を言ってしまいそうで怖くなります。アドバイスをお願いします。(東京・I美)


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社交的だというお母さんではありますが、実は他人には物凄く気を使いストレスを溜めている方なのかもしれませんね。その上、夫婦の間に問題があり離婚というエネルギーを大量に使うことが起こる。普通の人でも精神を保つのは難しいことですし、そんなお母さんなら身内の貴方にストレスをぶつける気持ちも判らなくもありません。


しかし、貴方はとても傷ついていた。とてもつらい気持ちだったことお察しします。なのに、仕送りを続けてくれたお母さんに感謝する気持ちを持っている貴方の優しさは寛大で誇らしさを感じます。いつまでもその気持ちを大切にして下さい。人には負の部分と正の部分を持ち合わせています。その姿を母を通して感じ取り学び、これからの人付き合いに活用して強い貴方になって下さい。貴方なら大きな心で包み込む大人になれると思います。


お子さんが生まれたら、ぜひお母さんに頼ってみて下さい。一緒に大変な時間を過ごしていると母の気持ちが理解できる時もあるでしょうし、愚痴をこぼしたくなる時もあるかもしれません。そんな時にたくさん甘えてみてはいかがですか?貴方も家庭を持ったのですから、お母さんのことは気にせずに、ぜひ自分の生活を大切にしましょう。

今日の相談


50歳代男性。ここ数年、たばこが大嫌いになり、煙を吸うと気分が悪くなります。バス停で吸う人がいると風上に移動しますし、レストランで近くの人が吸い始めたら、吸わないようお願いします。これまでは、こんな方法でなんとか済んでいました。しかし、最近は感情が抑えられなくなりそうな時があります。

 例えば、火のついたたばこを車から投げ捨てるのを見た時は、拾って車内に投げ込みたくなります。歩きたばこの人を見ると、後ろからゲンコツを食らわしたくなります。もちろん、そんなことはしませんが、いつかやってしまわないか怖いです。自分の感情をどうやってコントロールしたらいいでしょう。ちなみに父はヘビースモーカーでがんで死にました。私は一度も吸ったことがありません。(宮崎・A男)


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マナー違反者の煙草の煙。本当に迷惑ですね。マナーを守っている方でも、風によっては煙が向いてしまう時もありますし。これはもう、煙草をよく吸う空間には足を運ばないことを心がけるしかないでしょうね。都会の空気が合わないと言って田舎に引っ越される方もいるぐらいですから。


以前はそうでもなかったのに、最近は感情が抑えられなくなりそうな時があるということは、男性でもあるという更年期症状なのかもしれませんね。貴方はとても常識的な人に見受けられるので、感情が高まり手を出したい気持ちをグッと抑える努力を続ければ、また今まで同様普通の感情に戻ると思います。おつらいでしょうが、今しばらく、マナーの守られないような場所に行くのは控えましょう。

今日の相談


40歳代会社員女性。一人息子は今年小学生になりました。とてもかわいく、日ごろは、たくさん褒めて育てています。

 ところが、習い事の進級テストになかなか合格できません。不合格になるたびに、烈火のごとく怒り、なじってしまいます。翌日には深く反省して謝り、「もう怒らないから頑張ってね」と励ますのですが、結局また怒ってしまいます。この先、学力テストや受験のたびに、こんなことを繰り返しそう。息子の心に深い傷を残すのではないかと思います。

 息子は一人っ子のせいか、おっとりしていて争いごとは苦手。夫と似ています。私はずっと勝ち気で通してきました。「のんびりやればいいんだ」と夫は言います。私も頭ではわかっているのですが……。どうしたらゆったりした気持ちでいられるのでしょう。(静岡・F美)


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カッと頭に血が登ったら、どうにも止められない。かんしゃくを起こす人はそういう性格なのだと思います。どうしたらゆったりした気持ちでいられるのでしょう。それは貴方が努力するしかないのです。


烈火のごとく怒っては謝りの繰り返しとのことですが、真剣な気持ちを判って欲しいという誠意を持てば、息子さんも理解するでしょうが、やはりここは父親のフォローも必要ですね。何のために勉強をして、なぜ母が怒るのかの理由をしっかりと理解してもらいましょう。


貴方の子供の頃を思い出してください。厳しく育てられて、心から感謝していますか?勉強は将来の自分をより良く生み出すステップアップの為にしているようなものです。無理やりやっても、まったく頭に入りませんよ。なぜこれが必要なのか。将来どのような為になるのか、たくさんの言葉を持って伝えてあげて下さい。頭ごなしに怒るだけではダメですよ。