<< BOSS GT-1 >>
今回試した中で2番目に小型なマルチエフェクター BOSS GT-1 についてです。
まず外観は次の通りです。
<< サイズ >>
幅 305mm x 奥行 152mm x 高さ 56mm というサイズで、前回のG1Xonと比べると、幅は68mm 長く、奥行きは2.8mm 短く、高さ 6mm 高くなっています。
重量も1,300g と G1Xonよりも 920g 重くなっていますが、まだまだギグバッグのポケットに収まる大きさなので持ち運びの負担は小さいものになっています。
<< スイッチ、ペダル類 >>
LCDディスプレイの左にあるEASY EDITボタンはパッチの主な設定をTONE、VIBES,ECHOをディスプレイ右側の3つのつまみで簡単に行うことが出来ます。
また、この3つのつまみにはその他の設定を選択した際にはその他のいろいろな機能がセットされています。
<< ディスプレイ >>
通常はパッチ番号、パッチ名、右側の3つのつまみのアサイン内容、及び右上には当パッチにセットされているリズム機能の速度と出力が何に設定されているかも表示さています。
*出力はメニューによってコンボアンプ、スタックアンプ、リターンへの接続、ラインやヘッドホーンへの出力など選択するようになっています。
ディスプレイの下に並ぶ7つのLED付スイッチはそれぞれのエフェクトを選択するために使用されますが、同時にまた現在ONになっているエフェクトがどれなのかを赤いLEDで表示します。
このディスプレイは使用している機能によって各エフェクトの設定内容やエフェクトチェーンなどの表示も行います。
ペダルスイッチは3つあり、パッチの切り替えは左側と真ん中の2つのペダルで隣に移動して切り替えていくのが基本ですが、CTL1に機能をアサインすることで同一パッチ内で歪をオンにしたり、部分的な設定を変更することが出来ます。
たとえば基本パッチではODとディレイはOFFですが、CTL1をふみこむことでこれら2つのエフェクトを瞬時にONになります。
この機能はこの機種のお勧めです。
一番右にはエクスプレッションペダルがあり、ワウ、ボリューム、エフェクトの深さのコントロールなどをアサインすることができます。
<< 入出力端子 >>
バックパネルにある端子類は次の写真のとおりですが、出力がステレオ対応、PC接続用USB端子(無料のソフトウェアによって各パッチの詳細設定やパッチすべての保存、BOSSのサイトからのプロのパッチのダウンロードが可能)に加え、追加のCTLペダルもしくはエクスプレッションペダルの接続端子があります。
このサイズで上位機種のGT-100と同様のCOSMエンジンによる音源と多彩な機能を有しています。






