✨With Jesus Series:今更聞けない十字架の意味

十字架が成し遂げた多次元的な勝利②⚠️注意!映画「パッション2」ネタバレあり


✝️ルカによる福音書 16:19-23, 25-276口語訳

[19] ある金持がいた。彼は紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮していた。 [20] ところが、ラザロという貧しい人が全身でき物でおおわれて、この金持の玄関の前にすわり、 [21] その食卓から落ちるもので飢えをしのごうと望んでいた。その上、犬がきて彼のでき物をなめていた。 [22] この貧しい人がついに死に、御使たちに連れられてアブラハムのふところに送られた。金持も死んで葬られた。 [23] そして黄泉にいて苦しみながら、目をあげると、アブラハムとそのふところにいるラザロとが、はるかに見えた。 

[25] アブラハムが言った、『子よ、思い出すがよい。あなたは生前よいものを受け、ラザロの方は悪いものを受けた。しかし今ここでは、彼は慰められ、あなたは苦しみもだえている。 [26] そればかりか、わたしたちとあなたがたとの間には大きな淵がおいてあって、こちらからあなたがたの方へ渡ろうと思ってもできないし、そちらからわたしたちの方へ越えて来ることもできない』。 


死後の世界「ハデス(Hades)」は、単なる「地獄」という一言では括れない、重層的な構造を持った死後の世界として描かれています。聖書的な背景と、その舞台設定のベースとなったギリシャ神話的な要素を整理して解説します。


1. ハデスの基本構造

古代の概念では、ハデスは「地下」にある広大な領域と考えられていました。大きく分けて、以下の3つのエリアが存在するとされています。


① 慰めの場所(アブラハムの懐)


 ❤️対象: 神に従った義人たちの霊。

 苦しみから解放され、安らぎの中でメシア(救世主)を待つ場所です。ルカによる福音書16章の「金持ちとラザロ」の例え話で、ラザロが行った場所として描かれています。


🔥苦しみの場所(ハデス本体 / 陰府)

 🤎対象: 神を拒んだ不信の者たちの霊。

 激しい渇きと火の苦しみがある場所です。ここは「永遠の地獄(ゲヘナ)」ではなく、最後の審判を待つための一時的な留置所のような性質を持ちます。


③ 深淵(アビス / タルタロス)

 🖤対象: 反逆した天使(堕天使)や、強力な悪霊。


状態: ハデスのさらに底に位置する、暗闇の底なしの淵です。


🖤構造を分ける「大きな淵」

聖書の記述によれば、義人の場所と罪人の場所の間には、「大きな淵(大きな穴)」が横たわっており、お互いに行き来することは不可能であるとされています。


✨イエスキリストの「冥府下り」との関係

イエス・キリストが死後に降りて行かれたのは、この「ハデス」全体であると解釈されます。


 ✨勝利の宣言: 苦しみの場所にいる霊たちに対し、死に対する勝利を宣言されました。

 * 義人の解放: 「アブラハムの懐」で待機していた旧約時代の義人たちを、天の御国へと引き連れて行かれた(エフェソ4:8-9)という教理があります。

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✝️「死とハデス(陰府)との鍵を持っている。」

ヨハネの黙示録 1章18節

 

この聖句にあるように、ハデスはかつて「逃れられない死の支配下」にありましたが、イエスによってその門は打ち破られ、構造そのものが変質した(信じる者は死んでもハデスに留まらず、主と共にパラダイスへ行く)というのが、福音の核心的なメッセージの一つです。


✝️ルカによる福音書 23:43 口語訳

[43] イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。


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