捨て子が活き活きとして生きていく話。
知らぬ間に幸福な日常の中で停滞していることに、
傷ついた幼なじみが帰郷してくることによって気付いて、少しずつ意識や家族が変わっていく話。
最後は、死者と夢の中で通信して、捨て子の我が身のルーツを知ってしまう。

これもまじない染みてたな。
また白魔女出て来たし。
一生独身のまま、恩に報いながら、何となく好きな人が近くに居て欲しいな、と強く願っている感じがした。
結局それって無理してないか?
という感じでした。

直感に重きを置いた小説だったので、
出来過ぎと言えば出来過ぎ、気持ちがいいと言えばそう言う感じだったかな。

私は、本当に好きな人とは「何となく近くに居て欲しいと強く願う」ことしかできない状態なので、
そういうのを実現していこうとしている同じ歳くらいの登場人物は身近に感じた。
あとその人との関係は直感もとても強いから、
そう言うこと感じたら突き進むしかない、というあとのなさもよくわかった。
けど、直感に振り回されず、直感に対してもう少し余裕持てたらいいなーと思った。
なんか変だけど。
三編収録。
ハワイに旅行で行く話がみっつ。
ハワイに行ってみたいなー。
南国の旅先でのふわふわした感じと世知辛い現実を融和させようとしてる感じがした。
フラも見てみたくなった。
この本を読んでいるときにちょうど、梨花がハワイ移住、というニュースを見てへえーいいなあと思った。

よしもとばななのお父さんが亡くなったときに書いた本らしい。
だからやたらと死にまつわる話だったわけか。

二つ目は、お姉ちゃんと弟の話だっけか。
おばさんの結婚式でハワイに行くんだ。そーだそーだ。
にしても、おばさん、よく二十歳と10才の姉弟を置いて家を出たよな。
それくらい思い切らないと、肉親の呪縛は解けないのかなー。

三つ目は、広田さん。
お父さんの再婚相手とその娘と、4人でハワイに行くが、急な用で一人残されることに。
で、一人でふらふらしてるところに、変な知人(広田さん)にばったり出会って、
色々シンクロしてしまい、
ちょっと恋に落ちるけどプラトニックで帰国する話。
広田さんが胡散臭すぎた。
あまり人物をイメージできなかった。
とにかくハワイで水着でジェラートを食べたくなる小説だった。