ハイファインセンキュウ
オレは昨日から自分の少年時代の写真を持ち歩くことにした。
ここ10年ぐらい少年時代の自分は別の人間だと思っていたのだが、
昨日、やっぱり同じ人間だということに気付いたからだ。
多分、あのころの細胞たちは全部入れ替わってるだろうが、やっぱオレなんだと思う。
その写真の背景は半分が空、半分が塀。
空と壁との間にかろうじてコンクリートの線がある。
壁は白く空もほぼ白い。
オレはその真ん中に立っている。
逆光が仁王立ちをさらに際立たせている。
なんか「やってらんねー」って面をしてる。
なんか「くれっ」っていう面してる。
ペンギンマークのランニング着て。
よく見てみたら、そのペンギンマークのズボン今も履いてんじゃん。
最近母がプレゼントしてくれたズボンだ。
そのころからオレペンギンだったんだ。
これにはびっくりしました。
もっとよく見てみたら、チャックが開いてる。
そこを隠す様に帽子を握った右手が添えられてる。
まったくおしゃれなオレだ。
ここ10年ぐらい少年時代の自分は別の人間だと思っていたのだが、
昨日、やっぱり同じ人間だということに気付いたからだ。
多分、あのころの細胞たちは全部入れ替わってるだろうが、やっぱオレなんだと思う。
その写真の背景は半分が空、半分が塀。
空と壁との間にかろうじてコンクリートの線がある。
壁は白く空もほぼ白い。
オレはその真ん中に立っている。
逆光が仁王立ちをさらに際立たせている。
なんか「やってらんねー」って面をしてる。
なんか「くれっ」っていう面してる。
ペンギンマークのランニング着て。
よく見てみたら、そのペンギンマークのズボン今も履いてんじゃん。
最近母がプレゼントしてくれたズボンだ。
そのころからオレペンギンだったんだ。
これにはびっくりしました。
もっとよく見てみたら、チャックが開いてる。
そこを隠す様に帽子を握った右手が添えられてる。
まったくおしゃれなオレだ。
トラバー
オレはコンビニに入り、ビールを買おうと陳列棚を見ていると店内アナウンスが耳に入った。
「ヘルメットを着用したままでのご来店はお控え下さい。もしそのままヘルメットを被ったままですと、警報をならすことがあります。」
昔のオレであったなら、ヘルメットを被り続けたままレジにビールを持っていくところだったが、その場でヘルメット(フルフェイス)を脱着し小脇に抱え、そのせいでビールの缶を地面に落としたが、何事もなかったかのようにビールを購入し、バイク(カブ)に乗ってその場を去った。
ヘルメットを着用したままで入店してはいけないのか。
そうか。
ヘルメットの中に被っていた帽子がずれて髪の毛が斜めから目尻にくい込んできていた。
一体なにがこの時代に起こったのか。
しかし、あのいかにも正当なことを宣っているように聞こえるアナウンス。
ヘルメットのような髪型をしたヒトが入店してきてそのアナウンスを聞いてビールを落としでもしたらどうしよう。それはまあいい。
まさかアナウンスでヘルメットを脱がされるとは思いもしなかった。
アナウンサーにアナウンスさせるぐらい、コンビニでのヘルメット着用を禁止したがってる。
ローラースケーターがやって来て、フル装備で、入店してきたらひとたまりもないぜ。
言っておくけど。
「ヘルメットを着用したままでのご来店はお控え下さい。もしそのままヘルメットを被ったままですと、警報をならすことがあります。」
昔のオレであったなら、ヘルメットを被り続けたままレジにビールを持っていくところだったが、その場でヘルメット(フルフェイス)を脱着し小脇に抱え、そのせいでビールの缶を地面に落としたが、何事もなかったかのようにビールを購入し、バイク(カブ)に乗ってその場を去った。
ヘルメットを着用したままで入店してはいけないのか。
そうか。
ヘルメットの中に被っていた帽子がずれて髪の毛が斜めから目尻にくい込んできていた。
一体なにがこの時代に起こったのか。
しかし、あのいかにも正当なことを宣っているように聞こえるアナウンス。
ヘルメットのような髪型をしたヒトが入店してきてそのアナウンスを聞いてビールを落としでもしたらどうしよう。それはまあいい。
まさかアナウンスでヘルメットを脱がされるとは思いもしなかった。
アナウンサーにアナウンスさせるぐらい、コンビニでのヘルメット着用を禁止したがってる。
ローラースケーターがやって来て、フル装備で、入店してきたらひとたまりもないぜ。
言っておくけど。
フェアー
この湿度に満ちた夜の風はなつかしい。
動物の気配を感じる。
家々の隙間に虎が眠っているのではないか?
それはただの飼い犬なのかもしれない。
夜は確実に来る。
さっきまでの明るい空はもう記憶にしか残っていない。
ドアをあけると、猫がいた。
全身黒い毛に覆われていて、鼻のまわりだけ白い。
そして黒い鼻。
オレも奴も動かなかった。
ストリップショーかと、思った。
地球の反対側では朝を迎えているのかと思う。
対象はメキシコのランニングのおっさんだ。
雨期だから湿度が高く、すでに汗をかいている。
彼は、今オレが彼のことを思っていることなんか微塵も感じてない。
グラスから水を飲み干し、椅子を引き、立ち上がり止まる。
やや前方を見つめ、一瞬痙攣のように頭を縦に揺らし、その場から去る。
次に彼を見るときには指輪かなにかしてやがる。
おれはそういう奴を人間だと思い込んでいる。
動物の気配を感じる。
家々の隙間に虎が眠っているのではないか?
それはただの飼い犬なのかもしれない。
夜は確実に来る。
さっきまでの明るい空はもう記憶にしか残っていない。
ドアをあけると、猫がいた。
全身黒い毛に覆われていて、鼻のまわりだけ白い。
そして黒い鼻。
オレも奴も動かなかった。
ストリップショーかと、思った。
地球の反対側では朝を迎えているのかと思う。
対象はメキシコのランニングのおっさんだ。
雨期だから湿度が高く、すでに汗をかいている。
彼は、今オレが彼のことを思っていることなんか微塵も感じてない。
グラスから水を飲み干し、椅子を引き、立ち上がり止まる。
やや前方を見つめ、一瞬痙攣のように頭を縦に揺らし、その場から去る。
次に彼を見るときには指輪かなにかしてやがる。
おれはそういう奴を人間だと思い込んでいる。
ゼット、
ブログを今さら書き始めようと思います。
北川昇吾はなにを発見しているのか?
自分の為に書いていこうと思います。
今日は、麻布から渋谷まで歩いた。雨が降っていた。
青山の高級料理店の店先には、自分の店に誇りを持っているようにみえる店員が、
後ろに手を組んで立っていた。
骨董屋の奥では、今日も話が絶えない。
香水の匂い。全然いいにおいの人がいない。
高校生の一団が斜めに横切って行く。
恋する乙女が彦星に語りかけている。
先頭にはおどけた女生徒。
ドトールはいつも満員。
喫茶店でひとりビールを飲んでいる女性。
ハチ公前を通過する時には確実に金曜日の気配。
エスカレーターに行列で立っている様は滑稽だ。
きっぷは無くさない様にしないと。
今日は、バストとか身長とか体重とか生年月日を二回書いた。
二回も書けば、オレという奴がどうなっているのかわかる。
ブログってなんなのかよくわからないけど。
超、かっこつけていきたいと思います。
朝、起床、天井、靄、排気、早朝。
北川昇吾はなにを発見しているのか?
自分の為に書いていこうと思います。
今日は、麻布から渋谷まで歩いた。雨が降っていた。
青山の高級料理店の店先には、自分の店に誇りを持っているようにみえる店員が、
後ろに手を組んで立っていた。
骨董屋の奥では、今日も話が絶えない。
香水の匂い。全然いいにおいの人がいない。
高校生の一団が斜めに横切って行く。
恋する乙女が彦星に語りかけている。
先頭にはおどけた女生徒。
ドトールはいつも満員。
喫茶店でひとりビールを飲んでいる女性。
ハチ公前を通過する時には確実に金曜日の気配。
エスカレーターに行列で立っている様は滑稽だ。
きっぷは無くさない様にしないと。
今日は、バストとか身長とか体重とか生年月日を二回書いた。
二回も書けば、オレという奴がどうなっているのかわかる。
ブログってなんなのかよくわからないけど。
超、かっこつけていきたいと思います。
朝、起床、天井、靄、排気、早朝。