asia cup、略してＡカップ(？)にtomo46さんと参戦してきました。奥多摩連合黄色組withエクソシスト･･･長い！

tomo46さんのスパーダに見えないスパーダ、RVT250。マシンは２台使っていいので僕はグースで。

予選、ロードクラス２位。１位はBROSそーどー君＆NSRふくい君(虎の穴＆夢駐組)。結果を見るに、こりゃ頑張っても頑張らなくても２位だな･･･などと思ってしまって、これが良くなかった。

決勝はルマン式スタート。マシンまで駆けるのは遅くは無かったけど、発進で出遅れ。去年も最後尾付近に沈んだし、ルマン式は苦手だ～。

とりあえず先行されたNSR(motophilia)とCBR250R(ロスマンズ)を抜いて２位に戻す。これで一安心と思ったら直後２コーナーシフトミスでまた２台に抜かれる。CBR250R(ロスマンズ)はすぐ抜けたけどCBR250RR(ロックンロール)を抜くのに苦戦。邪魔だ、どいてくれ～！って感じでしたが、後で話したらいい人でした(笑)。日光でも見た事ある人だったような？　そのままCBR250RR(ロックンロール)に詰まってモタついてたら３コーナーで後輪に衝撃が。

まさかのNSRふくい君(虎の穴＆夢駐組)、マシン縦回転中。後輪に何かぶつかったのだけど、写真を見るとバイクじゃなくて体だったのかも？

縦回転直前の写真。僕がCBR250Rのインを窺ったところ、更にインから入ってぶつかると思って強く握って回転だったようだ。

見知らぬ奴だったら俺のマシンに当ててんじゃねーよボケ！で終わりだけど、お知り合いの優勝候補チーム。俺の進入ラインが変だったのかいな？とか、お悩み考え中モードになってしまってペースダウン。自分は転倒してないわけだから、むしろラッキーラッキー♪でペースアップする場面なのに完全に狼狽。何故かCBR250RR(ロックンロール)に離される。

レース中に考え込んでる場合じゃないし、オイオイこれは本気でヤバいぞと気を取り直してペース戻しつつ追いついて前に出て、ようやく２位回復＆クリアラップ。やっと俺の時間、ここまでスタートから15分ロスしちまったがペース上げるぜと思ったら３コーナー進入で視界外からモタードが出現して左からドカン、右に転等。俺の時間５分で終了。

朝は綺麗だったシングルシート・リラックマカウル(くまさんから貰った＆リラックスできるようにリラックマ･笑)が・・・

まさかの１レースというか装着後の走行初日でズタボロのバキバキ。マシン起こそうとしたら何だか右手に力が入らない。スタッフに手伝ってもらって起こしたらコース外に出されて押していくようにとの指示。途中から手が痛くて押せない。クニヤ君が来て押してもらってやっとピット帰還、tomo46さんに交代。

サスＯＨ＆ニュータイヤ＆新品カウルでレースに臨んでこの展開･･･。また元通り直すの大変そうだし体痛いし、正直もうバイク終わりでいいかも～ぐらいな勢いで沈む。ステッププレートが割れていてスペアは持ってたけど、レースはtomo46さんの体力が尽きたらリタイヤで、ブレーキ側だから帰って直せばいいかとか完全にヤル気なし状態。

そしたら同じグース乗りのフルバンクＫ君が26mmソケットとか貫通シャフトのグースにしか使わなそうなマニアック工具を持って走って来てくれて、「これが耐久の醍醐味ですよ～」などと言いつつテキパキと交換。なんだか俺がもう一度走る流れになってね～か？と何もやらずに眺めていたら(←オイ･笑)、４０分ロングラン中のtomo46さんが電池切れ気味でピットサインも出してしまったらしく、もうこれは乗るしかねーか！と交代場所へ。

最初は手首イテ～なとか思いながら走ってたけど、アドレナリン効果か段々痛みはひいてきた。体の動きもそこそこ。周回を重ねていると３コーナー進入でインにタイヤが見えた。またぶつけられたら嫌だなあとイン開け気味に進入したら、レーサーモタードに連続３台抜かれる。１台先に行かせるぐらいなツモリが一気に３台。流石にビキビキきてしまって、オイオイ３台立て続けに抜いてんじゃねーよコラ、待てこの野郎！と急に闘志が沸いてきて追撃開始。折角、迅速作業してもらったのに大した走りもしなかったらカスじゃねーかって気もしたし、テンション急上昇。追ってみたら全然ついていけるじゃーんって感じでビタ付け、タイムは45秒台に入る(45.8)。それまでより1秒以上ペースが上がった。

最後に意思疎通ミスでまたロスったものの、tomo46さんに交代。転倒直後の最後尾からは盛り返してロード４位、総合７位でした。

勝負事に付き物のタラレバ。連続走行時間30分超えた時間帯に手首負傷状態で45秒台出るのに、何故最初からやらなかったのだろうと。何故ベストを尽くさなかったのかと。今回の接触転倒はそこだけ切り取れば自分が悪いわけではなさそうだけど、レース全体を見ると悪い流れを引き寄せてしまって抜け出せなかった感じ。と言うのも、最初からペース上げて走っていれば絡みも違うタイミングで２度の接触も無かったかもしれないし、自分が序盤から速いペースで走っていれば抜く方も慎重になって突っ込まれなかったかもしれない。tomo46さんは準備不足の中、ほぼベスト付近のタイムを出していただけに惜しいレースだった。事前の計算(大体ベスト1.5秒落ちがアベレージになる)では二人ともベスト付近なら去年の周回数と同等の152周はできたハズ。

あと、簡単に諦めてはいけない。今回も転倒後にピットまで帰る処理をうまくやれば表彰台は十分狙えたし、相手チームにも何が起こるか分からないし。というか諦めてたのは僕だけだったようで、雰囲気に流されるように再度コースインできたけど乗ってる人が一番諦めてはいけない。レース前に誰かが言ってたけど速さより強さ。速さの問題も目標タイムまであと少しなので片付けたいけど、強さは足りなすぎ。フルバンクＫ君はミニバイクの耐久に出てたけど、スタートで接触転倒した一周目にガッツポーズでメインストレート走り抜けてそのまま周回。あの勢いでいかないとダメだな～。怪我も翌日は腫れてきたりするけど、当日はアドレナリンで痛みがあっても大丈夫。走行時間30分過ぎでもタイムは出るし、痛みも疲れも気持ちの問題。グリッド付く前にセッティングとか細かいこと気にするのはいいけど、グリッド付いたら気持ち。次の機会は最初から集中して気持ち乗せていこうと思う。

レース後はテール周りを何とか直して帰宅。ゴリさん、フルバンクＫ君、クニヤ君色々とありがとうございました。修理後の二本目走行はバイクの乗り方を思い出した～！って感じで、やっぱりバイク最高グース最高だなと思ってしまった。もし自分だけだったら直す気力も無くリタイヤで何も得るもの無しで帰ってたかもしれないし、ホント助かりました。何だかんだでいいレースでした(^-^)/

2013 asia cup参戦記