捨て猫とまいの出逢い | とげのないサボテン

とげのないサボテン

強がり・泣き虫・全力疾走。

(午後二時)

庭で子猫が一匹・・・

家族によるとお昼ごろにのら猫が産気づいてたらしく

でも・・・親猫はいなくて・・・

階段を下りた草もないレンガの上に

まだ目も開いていなくて、胎盤も付いたままの

無抵抗な猫に虫が集まって来てて

小さくて、でも可愛い声でいっぱい、ニャーって鳴くんだよぅ・・・


うちでは昔から犬も猫も飼うのダメって言われてて

まいも猫を飼うなんて考えたことなかったけれど

こんな目の前に現れた命をどうしたらいいの。


友達や獣医さんに電話したり、ネットで調べたりばたばたした。

飼うとなるとまいだけのちからではどうにもできないのはわかってたよ・・・

もちろんお金もかかる第一こんな生まれたての子猫を育てるのは

・・・一番迷惑をかけてしまうのはお母さんにだから。


飼えないなら保健所にって 言われて

それは絶対嫌で。

とりあえず親猫が戻ってくるかもしれないので様子を見ることになった。

ミルクもあげてみたけど飲まなくて

虫がしつこいのでダンボールとタオルでたくさんくるんであたたかくした。

こういうのは自然界ではよくあることで

目の前にいる猫だけを可愛そうって思うのは

エゴかもしれない

でもこのおせっかいは

タオルで目の前の悲しい出来事を覆っただけのような気がして

涙がぼろぼろとこぼれていった

...




少しして 出掛けると言った両親が

庭で猫を見てた。風除けのダンボールに入れてくれた

両親が出掛けた後、心配で

まいも庭に出てさっきよりも薄めたミルクをあげてみた

そしたらちゃんと飲むんだよね・・・

スポイトなんてないし、ミルクも専用じゃないけど

手のひらのくぼみのところ一生懸命飲んでくれて

ミルクを飲ますのって難しいって聞いてたから

すごく嬉しかった

そのとき、お母さんからでんわがかかってきた

「お父さんがね、どうしても飼いたいならおうちの中に入れておいていいよ

って言ってくれたよ!! いまペットショップでミルクかったりしてるからね^^」

ううう。よかったね、ねこぉ~ 泣♪(>□<*)ノ

こうしてうちに子猫が来ました。

みんなでてんやわんやしながら一日目の夜を迎えました。

猫好きの気持ちがわかった気がします(^へ^;)

あした写真UPできたらします♪

携帯くらいのおおきさしかないです。