少し気合を入れないと行けない場所に図書館があるので、約6年ぶりに、本を借りてきました。

ファンク系ギタリストのジェフ・タメリアーと、ジャズギタリストのマイク・スターンの教則本です。

ジェフ・タメリアーの教則本は、輸入版でしたが、日本語バージョンも出版されています。

ATNという出版社の教則本は、アーティスト本人が監修したり、CDの模範演奏も本人の演奏というのがたまにあります。

アルバムとして発表していないので、CDショップに並びません。

店頭で購入する場合、大型書店や楽器店で購入することになります。

ジェフ・タメリアーの教則本の演奏者は…

タワー・オブ・パワーという、ファンクバンドのホーンセクションを抜いた、2000年代のメンバーが教則本の演奏に参加しています。

年がら年中ライブ活動をしているようなバンドなので、メンバーがよく変わります。

4年くらい前に亡くなった、ベーシストのフランシス・ロッコ・プレスティアがクレジットされているのが泣けてきます。

2000年代から何度も重い病気を患い、治療を続けながらも、何度も来日していました。

Web配信が流行る前に、ジャズドラマーの神保彰さん(千手観音とも呼ばれるくらいの凄腕ドラマー)が生配信中に、デビッド・ガリバルディに憧れている話しをしていたので、嬉しく思ったものでした。

タワー・オブ・パワーは、ほぼマニアしか知らないので。

(同じ頃に活動していたソウルミュージックバンドの有名どころだと、アース・ウインド&ファイアーでしょうか？

巨人ファンや阿部慎之助ファンなら、ほぼ知っている筈です。)

前半は、部分ごとの練習パート。

後半は、曲でした。

今年で56年目のバンドなので、数え切れないほどの曲がありますが、このバンドで私が一番好きな曲が収録されていました。

聴いてみましたが、ホーンセクションをやってる人にも、オススメできそうな内容でした。

オリジナルメンバーが伴奏している、カラオケのようなものなので、管楽器が吹ける防音環境さえあればなぁ💦

↑の動画は、ジェフ以外のギタリストが演奏しているライブ映像です。

そして、2冊目のマイク・スターンは、CDが2枚組です。

1枚は、模範演奏。もう1枚は、マイナスワン(カラオケバージョン)です。

模範演奏のは、そのままアルバムで発表してもいいくらいの長さなので、ギターを弾けなくてもお得感があります。

こちらのメンバーは…

です。

マイク・スターンは、私が18歳のときに初めて小さな箱へ(ライブハウス)聴きに行ったアーティストなので、思い出深い人です。ちなみに、ブルーノートと呼ばれる箱でした。

敷居が高いので、チケットを2枚買って、ジャズに興味のなかった父を誘い、聴きに行きました。

このとき、一緒に来ていた、デニス・チェンバースというドラマーの演奏に圧倒されてしまい、世の中には凄いドラマーが存在するということと、どのパートの楽器も極めると、とんでもないことになることを初めて知りました。

生演奏は、視覚からも情報が入るので、刺激的な勉強になりました。

そして、益々最近のJ-POPに興味が無くなるのでした。

マイク・スターンの公式チャンネルがあったので、そこにアップされていたのを。

同曲で東京ジャズ版もYouTubeにあり、デイヴ・ウェックルがドラムで、ゲストに小曽根真さん（珍しくハモンドオルガンを弾いているバージョン）のがありましたが、ドラムの手数の多さと音のキレで、こちらを選びました。

デイヴ・ウェックルも、それはもうすごく上手なんだけれど、やっぱり、デニチェンの方が好きです。

ちなみに、この動画でベースを弾いているのが、リチャード・ボナ。

むか〜し、NHKのみんなのうたで取り上げられたり、最近だと報道ステーションのオープニングでリチャード・ボナの曲を聴いたことがある人が多いのでは？と思います。

例えその楽器を演奏しなくても、ファン目線で十分楽しめたので、借りてみて良かったです。

図書館が遠くて