どうしても、観れない映画 | 輪(りん)と一緒に今日もがんばろ~♪

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おとぼけ飼い主のあひるん♪とラブラドールレトリバーの男の子「輪」とのドタバタ成長日記です。

昔から、そうなのですが。

私は、ホラーとか内容がぐちゃぐちゃなものは論外として

心に染み入るようなせつなく悲しい映画が苦手です。


とくに、そのジャンルの動物物。犬なんて出ているともうダメ。


ということで、お気づきですよね?

「HACHI」

リチャードギアが主演を熱望していると聞いた頃からずっとこの公開がされる日をひたすら

「望んでいなかった」映画なのです。


どうして観ることが出来ないのか。


ハチのお話を知っている。とっても誠実でひたすら忠実で愛を返すことをしっている。

そして、私は小さい頃、秋田犬の女の子と一緒に暮らしていた・・・。

こう思い出すだけで号泣必至なのです。


ゆえに最初から最後まで泣きっぱなしだから。

スクリーンに映し出される映像がまったく見えません。

それも、号泣に近いので嗚咽して、音声が聞こえません。

周囲にもご迷惑をおかけいたします。


これは、日本版「ハチ公物語」で実証済みなのです。

当時、泣くからぜったいにみたくない!!というのに友人に強引に連れて行かれて

案の定。映画館に着席する前からあふれそうになる涙をこらえ。

オープニングタイトルはまったく観れず、嗚咽が始まり、ラストまで泣きっぱなし、周囲に大迷惑。

ただし、この友人も同じく最初から号泣でじつは他者と見に行くとぜったいにドンビキされるから

同じ境遇に陥る私を強引に連れて行ったのでした。


もう、すでにこうやって回想していると、ジワジワっと涙が出てきてこのブログを書き始めてから

結構な時間が経過しています。なんど下書き保存していることか。



さらに、つけくわえれば、「心に染み入るようなせつなく悲しいお話」も苦手です。

その最たるものが、「ごんきつね」

小学校の国語で読まなくてはいけなくて、家で母親の前で読んでサインをもらう宿題も出来ず。

サイン偽造(苦笑)。

こういうときに限って、教室で「読み」をさせらてて、一言も発せられずに号泣。

先生に「読めない」理由を問われても「言いたくない」の一点張りで、「偽造もばれ」

廊下に立たされ、一人で自分ワールドを楽しむ時間をいただきました(笑)



高校の時、公開模試の国語では「ベロ出しちょんま」が出題されていて

涙でいっぱいになり、答案用紙はビショビショ。もちろん回答なんて出来ていません。

高校は進学校で公開模試の成績にすごくうるさくて、

さらに普段国語の成績は良いほうであった私が「0点」であったため

呼び出しを喰らったのは言うまでもありません。

だけど、その当時の先生に理由を話したところ

その先生も涙もろく、受験では感動話が出ないことを祈ろうと理解してくれたのでした。



さて、「HACHI」。

日本版の時に私を誘った友人は今、関東方面に生息しておりまして、

ワザワザ誘いに来るパワーはないと思われます。

なので、この公開が終了されるまで、なるべく映画館には近寄らず、

迷惑がかからない自宅でのCM鑑賞で感動の涙を流させていただきたいと思います。