酒臭とジジイ臭しかない腐敗した酒席を艶やかにしてくれるお座敷コンパニオンさんが存在する。
おいらも大好きだけれども、どのような容姿の娘さん、同年のおばさん、ブサな女性が来てくれるか、わからない。
幹事をするときは派遣会社さんとの話の中で、こちらの席の主賓、年齢、NGな言葉等々をオイラは事細かく伝える。
そして、絶対にあのクラブはどうだった、あの子はどうだったという値踏みや査定を他の派遣会社さんにオイラは話さない。
両方に在籍している女性もいれば、コンパニオンさん同士が仲間と言うことはよくある。
簡単に言えば「男が陰口」となる。
派遣会社さんにすれば貴重な情報かもしれないが、言われた女性にすればたまったものじゃない。
オイラの男の師匠の女性からたたき込まれた宴会マナーである。
そっちが私を値踏みするのと同様に女性キャストも値踏みをしているのだ。
他のおっさんが楽しく話していてもオイラは、ほとんど話さない。
相づちはするけど、積極的に話さない。
お酒も弱いから、ほとんど口にしない。
とてもおとなしく、静かな人を演じている。ただ小心者で何を話したら良いかわからないだけ。
でも、意外なことにエースなコンパニオンさんから、
今からあなたを送りながらお店に寄りたい。
とブサメンなおいらも誘われる。
つばをぺっぺ飛ばしながら話しているよりずっと効率的。
・女性を値踏みしない
・他の派遣クラブを評価しない
これだけ。これだけは守れ、紳士諸君。
これだけで、誘われる男になってしまう事がある。
ブサメンおやじが、だよ。