新3年生で入室した頃にマイページに掲載されていた偏差値表をみて、地方出身の私でも知っている有名な中学校が、サピ偏で想像したよりも(言葉を選ばず言ってますが)意外と低いものなんだな、と知った時には、
「え!?もう勝ったじゃん」
と、傲慢なのか、謙虚なのか、無知なのかわからないことを考えていた自分が懐かしいです
中学受験をする層そのものがレベル高いということなんですよね。あらためて言うことでもないですけど・・・。
その頃の息子は、まだ小学校生活を半分以上残しているところで、なんとなく「中学受験はするんだよ~」と伝えてはいたものの、塾通いも習い事感覚だったとおもいます。
いや、なんなら5年生の終わりくらいまで受験なんて他人事とおもってた感あります。
受験まであと1か月(埼玉はあと2週間を切ってしまった)というところで大変じゃないわけはないだろうし、決してゆる受験というつもりはなかったですが、もう少し堅実に進めたいとおもっていたんだけどな・・・
大変になってしまった要因の1つが、
金メダルを目指しての銀メダル理論(?)、二月の勝者の黒木先生の言うところの、戦略的第一志望の設定でした。
確かに、少し手伸ばせば届きそうな目標を設定して、気を抜いて足元をすくわれる恐怖は非常に大きかったです。
それと正直、もうちょっといけるんじゃない?という親の欲目もありますよね・・・。
あと、成績推移と親の判断と子供の気持ちにタイムラグがあること。
成績が少しずつですが上向いて、これはこの辺りを目指す感じかな、と親が思い、それで子供をなんとなく誘導して、子供がその気になった頃に成績が低迷し、軌道修正を試みるも・・・という、自分自身のことではない難しさ。
もちろん、併願校を固めてチャレンジ校を受ける手はあるんでしょうが、併願パターンって、意外に典型パターンを取れないことがわかりました。
ここの偏差値帯にあんまり学校がないよね、というゾーンがあったりとか・・・
学校の人気動向や募集定員を読まないといけないとか・・・
もちろん通学時間も重要ですよね。こちらは地図でみた印象と違う場合もあるので、徒歩も含めた混雑時間帯の所要時間を100校近く調べてリストにしました。
いろんな可能性を考えて、学校は幅広く見学したにも関わらず、男子校とか共学校とか、校風とか、子供が意外とえり好みしだすとか・・・
受験日程で泣く泣くあきらめるしかないとか・・・
3、4回試験を設定している学校でも、意外とうまいことはまらないんですよね。
気づくと、あれ?第一志望が一番手堅くなっちゃってる?みたいな・・・
ただ、チャレンジ校のおかげで、息子の成績は、少し上がり気味にはなっていました。
泣いても笑ってもあと1か月。できることをやるしかないですね