Dead, Matte, Black, Out !!

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何でもアリのブログ

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フリッパーズやピチカートなどは、いわゆる「渋谷系」と言われ、
その後、かなりの影響力を持ったのは周知の事実。

その頃の世間的なイメージと言えば、お洒落で可愛い音楽って感じで、
特に女の子からはかなり支持を集めてたように思う。
ただ、個人的にはそんなのは結構どうでも良くて(笑)、
雑誌のインタビュー等から垣間見える「反骨精神」みたいな
スタンスに惹かれていました。

それよりも何よりも一番自分が影響されたのは、
「音楽的な知識量の高さ」でした。
何せ所有レコードが何万枚とか、今月は何百枚買ったとか
そんな記事がバンバン出て来る。しかもジャンルレスで。
そういう、音楽なら片っ端からモノにする的なスタンスは、
当時の田舎くらしの中学生が憧れるに十分過ぎました。

この頃くらいから、親の財布からお金を失敬してまでも、
CDとかを買い出す感じになりました。
それこそ「何でも聴くぞ的」に。

そんな時期にまた一つ、トラウマとなるような
バンドと出会ってしまうんですね(笑)
それが電気グルーヴで。
いや、このバンドにもホントに影響を受けましたね。

渋谷系と言われる音楽とは極北に位置するそのスタンス。
オリーブ女子が全くもって近寄らないであろう、モテない感じ(笑)
また、違った意味でグッと来る天才的な歌詞。
TM好きの友人が切れまくっていたシングルカップリングで
その存在は知っていたのですが、アルバムはもっとスゴかった。

いやはや、20周年を迎えてしまうとは。
今でもスゴい好きです!

FLASH PAPA/電気グルーヴ
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僕らの中学時代と言えば、いか天ブーム絶頂期(笑)
いわゆるバンド the boom。そりゃ、みんなグイグイ乗ってましたよね。
でも、個人的に乗れなかったんですね、そのブームに。

要は、タイミング的に「洋楽的な目覚め」みたいなのがあったせいで、
そっちを勉強中だからそこまで手が回らなかったというか。
周りは暴威やブルーハーツやユニコーンやジュンスカやブームとか一色。
女子からは、小田和正っていう飛び道具もあったけど(笑)
ホント個人的には、バンドブームは突然にって感じで(笑)
だからこの時代は、結構音楽的な冬でしたねぇ。

当然、友達が貸してくれたり、回って来たりするCDも
その辺になってきて、頑張って聴くんだけど、イマイチ乗り切れずで。
毎日、そんな感じで悶々としてたのを覚えてます。

そんな時に、これは!って思った中の一つが、
フリッパーズだったんです。当然、きっかけは予備校ブギで(笑)
でも、その時点では口が裂けても好きとは言えないって風潮でしたね。
だって、リンダリンダ~って横では、君のハートも打ち抜けるさ~、とはねぇ。
ただ、あの伝説のレコ大での一件もリアルタイムで見てたんだけど、
惚れましたよね、正直。フリッパーズヤバいって。
そして決定打は、ねるとん紅鯨団でのMIZUNOのCM。
その後、フリッパーズには正直、かなりの後遺症というか、
呪縛をかけられることになりました。それはもうホント、ヤバいくらいに。

で、アルバム。
邦楽史上に燦然と輝く名盤。
何遍聴いたか分かんないです。


ヘッド博士の世界塔/Flipper’s Guitar
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意識的に「音楽(要は洋楽)」ってものを聴いていく
切っ掛けをくれたビースティーやRun DMC。
だからといって、RapやHiphopへまっしぐら!
では、全然なかったのですが。。

それまではあんまり意識的にって感じではなく、
音楽好きだった姉貴の影響もあって、
それを何となく真似して追っかけてる感じだった。
民放のベストテンやトップテンを追いかけたり、
ラジアメをダビングしたり、ベストヒットUSAを頑張って見たり。

始めて自分で望んで買ったのが、テレビアニメの
ヒーローもののミュージックテープ。
その後も、ミュージックテープはかなり買いました(笑)

中学生にもなると、友人のアニキに教えてもらった
貸しレコード/CD屋に出入りして、1枚とかを厳選して借りて、
また友人宅へ行ってそれをテープに落としてもらったり。
何せ当時はまだ自分のCDプレーヤーは持ってなかったんで(笑)

今考えると、当時のチョイスはかなりヤバかった。
何でもアリって感じで、脈絡が無い感じ。

ってことで、その当時のビースティーとかの流れで
よく聴いた“アニダビ”な一枚。

古いけど、やっぱ聴けるよね。


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自己アーカイブ化の記念すべき第一弾アーティスト。
正直、悩む。。

でも、音楽を含めて、色々な意味で自分への影響が大きかった
アーティストを選ぶとなると、一発目はビースティーってことで。

ビースティーとの出会いは20年ほど前。
よくある友達のアニキに教えてもらってパターン。

当時自分は小学校高学年で、
友達のアニキが高校生くらいだった。
ファミコンをしていた友達の部屋の隣部屋のカベから
爆音で漏れて来る音楽にビックリ!
それがビースティー!、ではなくてRun DMCでしたが(笑)
ファミコンの三国志を切り上げ、すぐにアニキの部屋に行って、
「これ、何?」と興奮気味に色々と尋ねて、
たどり着いたのがビースティー・ボーイズ。

自分にも姉がいるんだけど、その影響から
今では懐かしいブラコンにも当時は親しんでいて、
ニューエディションやらボビーブラウンやらを聞いてた。
後は、MCハマー(笑)
世はダンス甲子園真っ盛りで、当時でいうラップミュージックが
耳に届きやすい環境でしたね。

小さい頃って何の予備知識もなく単に音楽を
並列で聞くことが多いけど、そんな時期にこのビースティーに
出会ったのは自分的には結構大きいですね。

ビースティーの2ndであるこの「Paul's Boutique」は、
今でも自分のベストかもしれません。これ以降も
ビースティーは、「Check Your Head」や「Ill Communication」など
傑作アルバムを連発しますが、当時の思い出を含めて
すごく思い入れのあるアルバムです。
現在の耳で聞くとかなりストレートなHiphopですが、
そこはビースティー、格好いいビーツとラップが満載。
特に三人のマイクリレーとサンプリングセンスは
スキル云々ではなく「抜けの良さ」がカッケーの一言。

今後もちょいちょい引っ張り出す盤ですね。

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