山陰地方の山に囲まれ、雨が多い私の地元。
20年間住んだはずなのに、知らない場所がまだまだあることを思い知らされた今回の帰省でした。
本日は出雲市駅の近くの商店街にある古本屋さん「句読点」さんへ行ってきました。
落ち着く照明に、音楽、子供の頃を思い出させるような秘密基地みたいな場所。
目を落とすと意外な場所に詰められた本たちがたくさんあって、店内をぐるぐるしながら「あ、ここにも本がある」と心の中でつぶやく瞬間が楽しかった。
古本屋さんの店主さんって、メガネをかけて本に対してとてつもない愛を持っているボスみたいな雰囲気の方を想像してた。
店主の方はグレーの生地にお花がついた服がよく似合う、朗らかな雰囲気の方でした。
店主さんのおうちにはまだ本棚が揃ってなくて、お店の隅っこに、店主さんの持っている本たちが収納されているらしいです。
読み終わったら店頭に並ぶ日も来るのだとか。
そんな中、ふと目が止まった本が一冊。本を棚から抜いてみると、それは尾道の古本屋さん「弐拾db」の店主が書かれた本だった。
約3ヶ月前に父と行った弾丸尾道旅行にて立ち寄った古本屋さんで、先日も家族で尾道に行ったけれど、弐拾dbさんに行くことは今回叶わなかった。
心残りのある尾道旅行だったけど、まさかここでまたこの本に出会えるとは、、。
というのも、弾丸尾道旅行の際になんとなく、「買わなかった」本だったから覚えてた。
正確には、買いたかったけど、初めてきたお店でいきなり店主さんが執筆された本を買うことに抵抗があって、
「買えなかった」のです。
「また(店主さんの本を買いに)来ます」
と、私が買った本が収まりきらない小さな紙袋に本たちを詰めてくれた店主さんのお店を後にしました。
なんだか、店主さんが並べている本たちをみないで、店主さんの本を手に取ってしまったら、なんだか失礼な気がして、、
(多分考えすぎ)
とにかく、次尾道に行ったら絶対行きます。
急に話変わりますけど、今日、母に久しぶりに怒られました。
怒られた内容はとてもくだらないので割愛しますが、とにかくあんなに怒った母を見るのは数年ぶりだったので、怒られていることの衝撃より、ああ、お母さんってこんなふうに怒るんだっけ、と観察したい欲が勝ってしまいました。
どれだけ怒っていても、一晩開ければ怒りが吹っ飛んでいる母。懐かしいな、、。
なんだかいろんなことが起こる気がする。
新しいことにチャレンジすることを怖がらないで、ひとつひとつやっていこう。
「だいじょうぶ、あとでわかる」
先生の言葉を引用させてもらいました。
今日は、少しお仕事の内容整理をして、誕生日プレゼントに買ってもらった本を読んでから寝ようと思います。
おやすみなさい。