伊能忠敬がどうのとかそういうのでは全くなく、測量法が制定された日だとか。何と色気も何もないことか。

測量の日のページ | 国土地理院

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それはともかくとして昔の地図を見ると村が楕円で囲まれて、地形は何となくのイメージで書かれているので、かなり歪んだものになっています。今の地図と重ね合わせてみると何処を重視していたかよく分かります。基本的に街道を通って長距離移動だったので、特に問題はなかったのでしょうね。

地形はそれでいいとして、弥生の頃から高低差についてはかなりいい精度で測っていたようです。というのは水稲を作るのに水が漏らないようにしなければなりません。山を崩すにしても、大雑把にでも検討をつけて削らなければならないので、結構しっかり測量していたようです。これは、少なくとも鎌倉時代ではたらいに水をはって水平状態を作り出し、そこから測量していたようです。弥生時代も似たような感じでやっていたのかもしれません。

また治水事業でも結構日本の技術はそこそこいってたみたいですね。ただ記録のつけ方が実にアナログで、等高線みたいなものを作る発想があまりなく、明治の初期に陸軍が測量した地図ですら斜面をケバ書きと何となくこんな感じの伝統が続きます。

https://www.gsi.go.jp/common/000084702.pdf

これは富士山の山梨側の地図ですが、数字で表すのではなく、何となくこんな感じとアナログで書いてしまうあたり、日本だなと思います。

地図を読むのは得意？苦手？

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今日は測量の日です