終わったぁ〜
終わってしまったぁ〜
僕の大好きな漫画
進撃の巨人が!
本当に久しぶりの更新で申し訳ないんですが、今回は感想というより思い出を語りたくて更新しました
進撃の巨人に対する思いを語りまくるので、
ネタバレも気にせず書きます!
進撃の巨人を今読んでる!
とか
これから読もうと思ってる!
って人はいますぐブログを閉じて本屋に行ってきてください!
別にネタバレとかいいよーって人だけどうぞ
すげー長くなります。
僕はコミックス派なので、コミックス発売日の6月9日に僕の中で進撃の巨人は最終回を迎えました
ただ本誌に掲載されたのは2ヶ月ほど前で、その2ヶ月間ずっとネタバレに怯えながらSNSをいじってました
(最終回掲載の本誌は記念に買ってはいますが)
ふろく
最終巻を読んですぐはもうずっと放心状態でしたね
「いや〜よかった!」とか
「感動した〜!」とかは最初はありませんでした
脱力してソファから滑り落ちて
オワッタ オワッタ オワッタ オワッタノカ オワッタ~
ってなってました。ほんとに全身に力入りませんでした
僕が進撃の巨人に初めて出会ったのは2013年ごろです
まだ中学1年生でした
その時進撃の巨人はアニメが放送開始しててとっても盛り上がってましたね
ヤンキー漫画しか読まない父が珍しく見せてと言ってきたのを覚えてます
そこからはもうハマりにハマってずっと進撃の巨人のことばっか考えてました
学校の友達もハマってる子多くてあの巨人の正体は〜とかあれはこういう伏線で〜ってとか話題がつきませんでした
中学生の時に好きになって読んでた漫画が今でも楽しみながら読めるって改めてすごい漫画だなぁと思います
進撃の巨人あんま知らな〜いって人でも
壁に囲まれた世界で
外に巨人がいて
主人公がエレンって名前
ってことぐらいは知ってるんじゃないでしょうか
中学生の頃は何気なく読んでて巨人って怖いな〜とか立体機動装置かっけーとかしか思ってなかったんですけど、今改めて思うとエレンという主人公のキャラがすごく新しいなって思いますね
エレンの有名なセリフがあるんですが、聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか?
「駆逐してやる! この世から....
一匹残らず!」
ですね
母親が目の前で巨人に食われて、巨人に対する憎しみや怒りを込めて放ったセリフです
この時まだエレン10歳です。小学生ですね
小学生くらいの子、しかも主人公から、こんなセリフが出るのもすごいですがこれくらいならまだ
熱い心を持ったダークな世界の主人公かな?
くらいですが、違うんですね
詳しいところは省きますが、ミカサという進撃の巨人のヒロインで、エレンの幼馴染が人攫いにあったところをエレンが助けに行きます。斧や刃物を持った、人を殺し慣れた大人2人を相手に対して、まだ子供だったエレンが容赦なくナイフで滅多刺しにして勝ってしまいます
このシーン、エレンは特別な力を持ってて子供の時から強かったんだ!っていうシーンではないんですね
"出典:進撃の巨人 第72話より"
本人はこう言ってますが、全然普通じゃないです
ミカサを助けるため人攫いたちを滅多刺しにした後
駆けつけた父親に問いただされた時こう言います
"出典:進撃の巨人 6話より"
6話......6話.....?
6話の主人公のセリフ?これ?
人を喰らう不気味な巨人が敵という世界の設定もそうですが、主人公のキャラ付けの時点で諌山先生(進撃の巨人の作者)ワールド全開だったんですね
後にまたこのシーンについて語られるんですが、
エレン曰く「俺は生まれた時からこうだった.....他人から自由を奪われるくらいなら俺はそいつから自由を奪う」
エレンの、凶暴なまでの自由への執着を表したシーンだったのです。
この性格は最終回まで一貫してました
話が結構飛ぶんですが、エレンたちは外には自由な世界があるんだと夢見て巨人と戦ってきました
しかし、外には普通に人々が暮らす世界がありました
(時代的には第一次世界大戦時くらい)
それだけならまだ良かったのですが、世界中の人々はエレンたちがいなくなることを望んでいたんです
長くなるので簡潔に説明すると、エレンたちはエルディア人という民族で、その中でも「ユミルの民」と呼ばれる巨人になることができる民族だったんです
エルディア帝国はその巨人の力で世界中を蹂躙し何百年と支配してきました
そのつもり積もった世界中の恨みから、現代ではエルディア人は悪魔の末裔とよばれ、迫害されています
ただ、壁の中にいたエレンたちは記憶を消されててそんな世界の真実や歴史なんて知らなかったんです
(エレンたちが住んでいたのは実際は一つの島で、パラディ島と呼ばれています。)
壁外で迫害されるエルディア人を見て、また、自分の生まれた故郷や周りの人たちの絶滅を願い、殺そうとしてくる世界中の人々の思いを知り、エレンは先ほどの幼少期のような狂気の行動に出ます
まあ簡単に言うと
始祖の巨人という神様みたいな力で、50m以上の巨人数十万体を使って世界中を踏み鳴らしてまっさらにしてしまおう!
とします
作中の言葉で言うと地ならしです
"出典:進撃の巨人 131話より"
このシーン僕の1番好きなシーンなんですが、いいシーンですよね
最終回かな?ってくらい
でも下では地獄絵図が広がってます。下の煙はみんな巨人が発してる蒸気で、今まさに世界中の人々を踏み殺して回ってます
ここまでの書き方だとエレンがただのヤベーやつみたいですが、エレンも大体の部分は普通の人と同じような感覚なので、ここに至るまでとてつもない葛藤がありました
自分たちエルディア人が消えた方が世界のためなんじゃないのか?そもそも壁の中の人たちを守るために世界中の人を殺すなんて規模が違いすぎる、といったふうに
でも他に方法がなかったんです 故郷の人や仲間たちを守るには
壁の外であった異国の少年に涙を流して謝ります
これから自分が巨人を使って踏み殺す少年に
自分たちの絶滅を望み、殺そうとしてくる外の世界に向かっていざ地ならしを始めた時、エレンはあのセリフを言います
まぁ最後の最後の話でまた大どんでん返しがあるんですが、はぶきます
絶望しかない展開のように見えますが、最後はハッピーエンドっちゃハッピーエンドです
神話みたいな美しい終わり方します と同時にやるせなさも感じる終わり方です
なんか最終回付近のストーリー紹介になっちゃいましたが、僕はこのあたりの展開が1番好きです
巨人という明確な敵がいて、自由を得るために戦っていた時期ももちろん好きです
アニメもこの時は熱い盛り上がるOPばっかりで歌詞も
「恐れるな!立ち向かえ〜♪」とか
「心臓を捧げよ〜♪」とかそんな感じでした
しかし、壁の外にも人がいて、自分たちの絶滅を望んでて〜でも積み上げてきた迫害の歴史があって〜とか誰が悪で誰が正義なのか分からなくなってきた最終回付近が僕は1番好きです
こういった話は現実世界にもリンクしてきますね
この辺りの話が最近アニメ化したのですが、OPが国内外で大バズりしました。これまでの熱血王道盛り上がりOPとは打って変わって狂気的な感じになりました
巨人との"戦い"
から
人同士の"戦争"
へと物語が移行したんだなというのが一発で分かるOPです
こちら、神聖かまってちゃんという方々の曲です。
曲名は「僕の戦争」
ついでにアニメのpvも載せときます
このアニメの続き〜最終回までがこの冬アニメ化します。NHKでやります!
ぜひ見てください!
長くなりましたが、すっごいはしょりました
ストーリーも 好きなシーンも
1番好きなシーンについて書いたんですが、好きなシーンもっともっと沢山あります
仲間の裏切りやキャラの心情や生き様なんかもそれぞれが魅力的です
進撃の巨人以上に好きになる漫画今後出てこないと思います 結構確信を持って
この辺で終わっときます
最終回おめでとう!
素敵な物語をありがとう!
もう一回くらい進撃の巨人について書くかもしんない
そんくらい足りない
このブログ読んだ本の感想を言うために作ったんですけど、漫画も本ってことで許してください![]()






