働きがいとは何か? | 働きがいを追及する会社の社長ブログ

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2012年3月14日、株式会社カイラボを設立しました。

「働くすべての人が生きがい、働きがいを感じられる社会の実現」を事業理念に、日々奮闘中。

起業準備日記とか言っているのに、全然起業に向けた話を書いていないので、

たまには書きます。


「働きがい」をテーマに事業を考えているわけですが、

この「働きがい」って人によって違うからとてもやっかいです。


だから僕は敢えて、「働きがいのある会社」を定義してしまおうと思うのです。


「働きがいのある会社」とは「社員の自己実現を後押ししてくれる会社」だと。


最初は、「仕事を通じて自己実現をする」ことかな?と思っていたのですが、

別に自己実現って仕事を通じてする必要はないわけです。

まぁ、ここの考え方は相容れない方もけっこういるのですが…


僕は市民ランナーとして走っているので、市民ランナーの友人が多くいます。

中には実業団選手よりも強い人もいるくらいです。

世界選手権の代表になった公務員ランナーの川内君も知り合いです。

(会ったら挨拶する程度の中ですが)


彼らって仕事を通じて自己実現をしているかといったらそうではない。

でも、少なくとも趣味でパフォーマンスが残せるだけの環境ではあるんです。

それは有給の取りやすさだったり、土日のどちらかは必ず休みだったり。


彼らが例えば車のディーラーとして働いていたらどうでしょう?

優秀な営業マンだとしても、土日は基本的に出勤です。つまりレースに出られません。

そして、ディーラーは優秀だとまとまった休みをもらえて、社費で旅行に行くこともできますが、

マラソンという競技は継続性が大切です。

たまに大型連休をもらって、他の日が忙しいよりも、

業務を平準化してもらって、毎日残業だけど、土日は休みという方が練習を組み立てやすいんです。



そんな風に、何をやっているときが一番の喜びか?

そして、その喜びを得るための支援がされているか?

そんな観点が「働きがいのある会社」には必要なんだと思います。


例えば、車のディーライーの話で言えば、勤務形態が選べるようにするとか、優秀者には連休ではなくても良くて、好きなときに休める権利何日分とか。

もしかしたらすでにやっているところがあるかもしれませんが…


なんか、この話だと「休みがあるのが働きがいのある会社」みたいに聞こえますが、

働きがいの一番の肝はやっぱり「社会貢献実感」だと思います。


仕事を通じて社会に貢献している実感がある。


そんな仕事を少しでも増やしていきたいです。