もう一度事業計画を練り直すにあたって、
ツイッター上で「SRIについて勉強したいのですが、なにかいい資料ないですか?」
とつぶやいたところ
「日本で一番大切にした会社があるじゃないか!」と言われてしまいました(;^_^A
日本でいちばん大切にしたい会社
坂本光二
これまでも本の存在は知っていたのですが、
今回初めて購入
半日で一気に読んでしまいました。
この本を読んで最初に衝撃を受けるのは、
第一章の「企業には五人に対する使命と責任がある」という言葉でしょう。
なにしろ、この五人の順序が一般的にいわれているものとは全然違うのです。
著者が述べている五人に対する使命と責任は以下の通り
1.社員とその家族を幸せにする
2.外注先・下請企業の社員を幸せにする
3.顧客を幸せにする
4.地域社会を幸せにし、活性化させる
5.自然に生まれる株主の幸せ
一番最初に社員とその家族をもってきていることについては、
「社員満足を高め、外注企業の満足度を高めれば、必然的に顧客満足度も上がる」
ということです。
この部分だけは、僕自身の考えとはちょっと違います。
確かに顧客満足度を高めるためには社員の満足度は重要だけど、
それは必要条件であって、
社員の満足度を高めることが顧客満足の向上に直結するとは思えないのです。
むしろ、社員の満足度を上げると同時に、
社員に「顧客満足に満足を感じてもらうこと」が重要だと思っています。
しかし、それ以外の部分にはホントに共感したし感動しました。
一つ一つにエピソードにリアリティがあり、目の前に浮かんでくるようです。
ビジネス書として読むというよりも、
純粋に読み物として感動できます。
オススメです!