一番古いチームについて。
このチームは、人の出入りが多い。
加入するのは、フラ経験者ばかり。
色んなハラウから移動してくる。
この春、私が最初に習っていた先生のハラウから、
6人が加入した時は、本当に嫌悪感しかなかった。
私の、「来るもの拒まず去る者追わず」、
というモットーをつまらなく思ったのは初めて。
新参者が大人しい先輩達を差し置き、
幅を利かし始めて、いよいよ決着をつける時か?
というタイミングでHOIKEが開催された。
大人しい先輩達にしたのは、誰でもない私である。
フラだけを好きになってもらいたいがために、
長い時間をかけて、そんなチームに育ててきたのだ。
今回のHOIKEに参加した新参者の1人が、
「こんな和気藹々とした、穏やかで楽しいホイケは初めてです」
と涙を流していた。
その気持ちをずっと持ち続けてもらいたいものだ。
大人しい先輩達とは、色々あっても、一番古いつきあい。
この人達とは、腹の探りあいをしたり、言葉の裏を読むことを
お互いにしない。話すべきことは、率直に言うし、言われる。
もちろん、年齢も経験も私の大先輩ばかりである。
いくら教える立場であっても、そこはへりくだっている。
向こうもそれを分かって、私を立ててくれる。
が、新参が入るとその関係に微妙なズレがおきてくる。
困ったものだ。
練習はしっかりしていても、伸び悩んでいるのもこのチーム。
ショッキングなレッスンをして刺激を与えたほうがいいのかも?