「『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。」


  あらすじ

主人公の傘井夏彦は友達が高スペックであり、1人はイケメン彼女持ち、もう1人は美少女だが恋には興味がなく夏彦と異性の友達として接していた。ある日夏彦はその友達に煽られ彼女を作ると宣言する。その直後夏彦は自分の欲求を声に出し「おっぱい揉みたい」と叫んだわけだが、なんとその大きな独り言に対して返事が返ってきた。「おっぱい揉ませたら、私と付き合ってくれますか?声の主は夏彦の妹の友達であり、彼自身も幼い頃によく遊んでいた幼なじみだった。話を聞くと妹の友達の少女神崎未仔はずっと夏彦のことが好きであり、夏彦のために進路変更したほどだという。こうして付き合うことになった2人だったが夏彦は健気に尽くしてくれる未仔のことが気になり「自分が未仔に相応しい彼氏になるまではおっぱいを揉まない」と宣言する。甘々なバカップルの物語開幕。

  感想

元々なろうに連載されてた作品ですね。自分も34話くらいまでは読んでました。webでは直ぐに切る作品でも紙媒体だとスラスラ読めるのって不思議ですよね。

さて、作者の凪木エコさんですが確かファンタジア文庫から「俺の青春を生け贄に、彼女の前髪をオープン」を書いてた方ですよね。前作も自分は楽しませていただいていたので、また読むことが出来て嬉しいです。凄いパロネタ多いですけどね。キャラ自体が言うことは少ないけど、地の文で多用されてます。もう葵せきなさんとかの比じゃないくらいな気がする。

内容についてですが最近流行りの「付き合ってから始まるラブコメ」の部類ですね。このジャンルって会話のテンポとかツッコミの面白さがないと一気に冗長に感じてしまう難しいものですが、今作はヒロインの未仔が自分の身体までをも捧げようとしているところが他の献身的なヒロインとの差別化が測れていました。未仔が夏彦を好いた理由もここまで尽くすために努力している描写もあり未仔に関しては好印象でした。

悪い点をあげるとすれば主人公の妄想場面が長いところですかね。妄想癖なキャラとしてキャラ付けしたいのかもしれませんが、本編に関係ない主人公の気持ち悪い妄想を見開き2ページに渡ってされると正直読んでてきついです。これが1巻の間に数回あったので尚更ですね。

  最後に

おすすめ度★★★☆☆

ストーリー★★☆☆☆

キャラクター★★★★☆

前述したようにこのジャンルはリズムと1巻を疾走した後にどれだけ面白い話をかけるかなので2巻も期待しつつ読んでみようと思います。