人は何の為に生まれ、生き、苦しくても生きねばならないのか。

すべての人は必ず墜落する飛行機に乗っている。

政治も経済も科学も医学も芸術もスポーツもその飛行機の中の一コマにすぎない。

必ず行かねばならない行先が暗いから、人生は暗く不安なものとなる。

これほどの一大事はない。

この一大事を解決し、未来永遠の幸福になるという人の命にはかけがえのない目的があると仏教にはハッキリと教えられている。

すべての人とこのかけがえのない目的を果たさせていただきたい。

人間として生まれてから死ぬまでの間はちょうど一晩、温泉に泊まりにきたようなものだと教えて頂く。
死んでいく時、温泉のものは何一つもっていく事はできない。
無始からの孤独な連れのない旅の途中、無始から流転してきた迷いの魂の打ち止めをさせて頂けるかどうか。
今生きている時が勝負であると教えて頂く。
地球ができてから46億年。
人類が生息してから200万年。
1億年を1mとし地球ができてからが46mとすると、人類が生息してから2cmとなる。
人生80年から100年としても一瞬にもならないことが知らされる。