ルームメイトが「ジャパニーズ・ピクルドエッグ」と呼んで
ハマっている食べ物があります。
・・・ただの煮卵なんですけどね もともとはこま子の大好物です。
瓶は再利用ですが中身はお手製です
煮卵って本当にすばらしい食べ物だと思うんですよね…(おおげさか
ただでさえ美味しい卵という食べ物に、更に深い味わいをプラスすることで、本来の美味しさを何倍にも引き立ててるんですから
食文化の極みとすら言えると思います(言いすぎw
上の写真のように「ピクルドエッグス Pickled Eggs」とラベルの付いた瓶が存在することからもわかる通り、実はイギリスにも(というかたぶんイギリスだけじゃなくてヨーロッパの他の国にも?)漬け卵的なものが存在します。基本的には、酢漬けの卵ですね。
でもね、イギリスのピクルドエッグは、こま子が大好きな煮卵的な漬け卵とは全然違うんです…
「食文化の極み」というのとは真逆をいってるんです。
いや、言いようによってはイギリス伝統の食文化を端的にあらわしていると言えるのかなぁ、、
極端に素朴。工夫無し。ていうw
Pickled Egg、見た目はこんなのです↓ (写真は英文wikiから借りました)
上の写真のような瓶がよくフィッシュアンドチップスのスタンドやパブに置かれています。フィッシュアンドチップスの付け合わせにしたり、それだけで食べたりするようです。
なんか、見た目からして迫力あると思いません…?
こま子は最近まで食べたことがなかったのですが、上の写真のような瓶を見かけるたびに興味津々だったんです。怖いもの見たさもあり、、
そんなピクルドエッグが近所のスーパーに売られていることに最近になって気づき、
早速買って食べてみました
7個入りで2ポンド(最近のレートで約290円)です!この値段はどうなのか
さっそく食べてみたところ、、、
すっっっっ
ぱーーーーーーーー
なにこれお酢の味しかせーへん!
ただの酢漬けの卵やわ!(いや最初からわかってたやろ
いやていうかもう卵のアイデンティティすら消えてるわ!卵やのに!
びっくりするぐらいお酢の味しかせーへんわ!
煮卵で言ってたような、漬け汁が卵のうまみを引き立てる云々とか、
もうそんなレベルの話じゃなかったです。
ただただ、お酢が全てを掻き消していました。
なんてイギリスらしい食べ物ー
Pickled Eggs challenge っていうピクルドエッグを食べてみるだけの動画がYoutubeに何本かあがってるんですが(しょうもなw)、わりとみなさん食べてみて ぎゃぁぁぁ ってなってましたよ。やっぱりw
好きな人は好きなんかなぁ…
そんな、こま子のなかで物議をかもしたピクルドエッグ。ルームメイトの助けを借りつつやっとこさ消費したのですが、その空き瓶が煮卵の作り置きに大活躍しています。
ほんと、煮卵ってつくづく美味しい。
ただの酢漬けとはわけが違うわ。(あたりまえや
ピクルドエッグの空き瓶のおかげで常時作り置きするようになった煮卵なのですが、それがルームメイトにも大好評です 最近はいつも晩酌のお供に煮卵を食べているらしく、残り少なくなると「あれ作っといてよ!日本のピクルドエッグ!」とせっつかれます。
今日ルームメイトが晩酌のために作っていたおつまみプレート↓
煮卵のスライスにチリパウダーとクミンをかけたもの、マクドゥース(クルミをつめた小ぶりなナスをオイル漬けにしたものです。アラブ圏の食べ物で、ロンドンではアラブ系食材店で手に入ります)、それとクルミ。
なんか異色の組み合わせに見えますが、煮卵とマクドゥースのオイルがめっちゃ合うんだそうで。
味見したところ実際美味しかったです
◎煮卵の作り方なんて周知ですが、自分用のメモもかねて書いておきます◎
ありきたりなレシピですが強いて特徴をあげるなら、お酒とみりんをきかせているところでしょうか。
味に深みが出ます
卵はお湯が沸騰してから鍋に入れ、7~8分煮立たせて水に取ります。
鍋に
水200ml
醤油大さじ1.5~2
酒・みりん・めんつゆ(3倍濃縮)各大さじ2
さとう大さじ1
を入れて沸騰させます。味見をして微調整したら、煮汁が熱いうちに殻をむいた卵を投入
卵が半分しか浸かってないので、10分くらいしたらひっくり返します
(でもあとで瓶詰めするので適当で大丈夫!)
煮汁が冷めたら上記のPickled Eggの瓶につめ、冷蔵庫へ。
以上ー
ジップロックなどを使ってもっと少ない煮汁で作ることも可能だと思うのですが、せっかくピクルドエッグの瓶があるのでそこにちょうどおさまるようにwということで、こういう分量になっています。
(瓶の容量は500mlで、卵6~7個と煮汁でちょうどいっぱいになります)
今日のルームメイトの晩酌セット。
見てわかるとおりのウイスキー党です。スコッチに煮卵。合うそうですよー
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