ショッキングな日本の順位 | グローバルに波乱万丈





ここのニュース雑誌の、日本の女性が結婚したがないために人口減少危機が迫っているという記事に、

安部総理大臣が女性の地位をアップする対策をしていると、書かれていたくらいですから、

日本の方達はご存知のことでしょうが、


スイスに本部を置く非営利財団、世界経済フォーラムによる、2013年度の男女平等指数。

女性の健康状態、教育レベル、経済力、政治への参加度の四つのカテゴリーの調査なのですが、

日本は136カ国のうち...





なんと...





...105位。



日本より下の順位の国のほとんどは、

サウジアラビア(127位)、イラン(130位)、エジプト(125位) などの過激なイスラム教国や、

エチオピア(118位)、 アイボリーコースト(131位) などのアフリカの超発展途上国。 


日本の順位は三年連続の低下で、2006年に調査が始まって以来、最低。



アジアでは、

シンガポールは58位、タイは65位、中国は69位、ベトナムは73位、バングラデッシュは75位。

フィリピンは、大学進学は男性より女性の方が多く、女性の重役も政治家もたくさんいて、5位。


日本の優秀な女性達が、女性がチャンスを与えられるアジアの他国に行ってしまうのも納得です。




外国人に言わせれば、「先進国なのに、日本の女性はよくこれで黙っているなぁ。」 なのでしょうが、


ボーイフレンドを振りまわし、お財布を握り、旦那さんを尻に敷くことで、

なかには、男女平等と満足している女性もいるのかも知れませんし、


男女平等だと、女性であることは言い訳にできず、

しっかり勉強しないといけないし、しっかり働かないといけないし、

そうなると、“カワイイ”なんてしてられないし、お洒落してママ友でランチ会なんてしてられないし、

本当の平等なんて欲していない女性もいるのかも知れませんが、


私がもし日本で女の子の母をしているなら、

男性にモテることを意識し、将来性のある結婚相手を見つけることが、人生の決め手となる世の中より、

自分の努力で人生を切り開け、充実感を感じて生きれる世の中であることを希望すると思います。


実際、そう求める女性が結婚をしたがらないから、人口減少の危機となるのでしょうし。




最近のある心理学者の研究発表で、

数学のテストの前に、男性が女性に威張った態度や言葉扱いをしているビデオを見せると、

女子大生達のテストの点数が下がる現象が出る、とありました。

自分ではなくても、他の女性が異性にどう扱われるかを目撃するだけで、自信に繋がり、

パフォーマンスに影響するようです。


ちなみに、そういう現象は男性には起こらないのだそうです。

その同じ学者の数年前の研究では、すでに、女性の学習力へのネガティブな影響も発表されています。



前回書いた日本の “カワイイ” 文化ですが、単なるお遊び、流行りだとしても、

大人の女性達やテレビに映る芸能人達が、未熟で不能である子供みたいに振舞う姿を見て育つと、

小さな女の子達の学習力にもパフォーマンスにも、悪影響なのではないでしょうか。


“カワイイ” タレント達が、「えぇぇ、私、わかんなーいぃぃ。」 とか、

キャアキャア言っているのをいつも観ていたら、

将来、重役や政治に関わる優秀な女性には、育たないんじゃあないでしょうか。


男性とは違う私見、価値観、アイデアを持つ女性が社会、企業に参加することが、発展に繋がります。

それが、世界で遅れを見せている今の日本には、必要なことではないでしょうか。




人口減少などの危機が迫っているなら、政府だけではなく、もっとメディアも協力し、

国が一体になって取り組むべきのように、外から母国を見て、感じます。






興味のある方、国別の指数の明細もありますので、どうぞ。 
          ↓
WORLD ECONOMIC FORUM GENDER GAP 2013