皆様 お疲れ様でございます
今回は わたくしの父親が、救急搬送された時のお話をさせていただきます。
(現在 父親は回復しております)
10年ほど前になりますが 何気ない普通の日の夜 それは起こりました
時間はPM11時頃だったと記憶しております。
突然 腹部に違和感を覚えた父が腹痛を訴えました。
通いつけの病院があったため、 そちらで、対応していただきました
当直の先生が ただならぬ雰囲気を感じてらっしゃったのかはわかりませんが
「念のため エコー検査もしてみましょう」
とおっしゃられました。 今 考えればこの言葉がなかったら 父親は亡くなっていたかもしれ
ません。 エコー検査を終えたすぐに 先生は焦ったおももちで言葉を発せられました
「すぐに大学病院に運んでもらいます 今すぐに破裂してもおかしくない」
救急車が用意され、大学病院に向かいます。
腹部大動脈瘤 今すぐにでも破裂しそうなのだそうです。
母親が救急車に乗って、 私は自家用車で大学病院へと向かいました。
病院に着き、 検査のため 造影剤を飲んだ直後 破裂したのです
腹部大動脈瘤破裂
これによって 緊急手術が行われる事になりました
当直の先生は、急いで心臓外科の先生に連絡をとられ、私たちに書類を手渡されました。
それは、輸血の承諾書 でした
一刻を争うために、 すぐに書いて欲しいとの事
書類にサインし 手術が始まりました
深夜1時ぐらいだったかと思います。 待合室に着くと、一人の医師が近づいて来ます。
「今から 緊急手術を行いますが 最悪の場合 覚悟はしておいてください」 との事
腹部大動脈瘤破裂が生存率50% 胸部大動脈瘤破裂が20%なのだそうです
長い
長い
時間が過ぎていきます。 もう朝が迎えようとしています。
ガチャ 扉が 突然 開かれ そこには一人の医師の姿が
「手術は成功しました」
私たちは安堵の表情を浮かべ 医師に深く頭を下げました。
ありがとうございます。
手術時間は5時間ぐらいだったと思います。 一時的に血圧が50までさがったらしく
危ない状態もあったとの事。 その後 ICU(集中治療室) に運ばれ48時間の峠を
無事に乗り越え
生還することができました。
そして現在に至ります
(父親は健在でございます)
長々と体験談を お話させて頂き 失礼いたしました。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします(ぺこり)