前回の続き
つらつら続きます


子供が小学生になって
学校の行事に行くと  平日とかでも必ず休んで
来てるお父さんや家族がいると
うらやましかった。
夫は休みの日でも絶対来なかった
一度だけ 運動会に来たことがあって
ずっとむすっとして 一言も発さず
イライラしてた。
よその家族は うらやましいを通り越して
妬ましかったかも。
その家庭というか
経済的にも守られて 会話がある
ケンカしても話しあえる夫を持ってる奥さん。
だから 私には仕事があるって
自分で稼いでるプライドみたいなのがあった
私は そっち側じゃないから
もちろん 働かないと生活費を出してくれないの
仕方ないの
私は ぬくぬくと専業主婦ではいられないの
って
たぶん あの頃は専業主婦の人が嫌いだった
ほんとはすごいうらやましかったし
自分がもしその立場なら 
あの時の私は  ほんとに受け取れただろうか?
と今は思う

そして また 仕事の方は評価があがり
自分の中では ちゃんと今度はセーブしないといけないって思いながらも
断ることが難しい状況になり
それに いつもお金の不安。
自分の稼ぎは生活費に消えていくし 
一切貯金できてないのに
急に実家の九州行かなきゃいけない時のため
そしてずっと 離れたくて揺れてて
将来の不安から
お金を貯めておきたいと思っていたし
子どもは男の子だし 小学5年くらいになると
段々と くっついて来ることが少なくなって
スキンシップがなくて
私自身が さみしくなったんだと思う。
私をとても必要としてくれる仕事に向いて
とうとうまた管理職になった

なって数ヶ月で 忙しすぎて
思いっきりいい人 尊敬できる人をやってたから
人の話しや相談ばかり聞いて
自分の仕事は進まず
ある時 頭が回らずカルテが書けなくなった
24時間 私の社用携帯に 繋がってしまうため
家にいても 夜中でも 休みでもずっと相談の電話
や緊急の電話が鳴って それに対応してた
仕事中ヘルパーさんが 職場でお魚を煮たりしてるとき 気持ち悪くて吐いた
匂いに敏感になって 食べられなくなった
長いつわりだねって 笑って話してた
微熱が出だした時 やばいなって思って
心療内科に通って また薬を飲み出した
薬を飲むと だいぶましになって
また頑張れるようになった
そしたら 社内以外の役の仕事も回ってきたり
困難なケースや 他の人のクレーム対応などなど
いっぱい背負っていった

家に帰っても 辛いから
夫が休みの日は残業した
たくさん虚しい思いをしたんだけど
例えば
仕事で運転中に 小学生が飛び出して来て
接触したことがあった
その時一日中不安で叫びたくなって
さすがに その話をしたくて話しかけたら
ため息ついたので やめた

そんな時はいつも月を眺めて泣いてた
神さま 助けてください ごめんなさい。
何か一言でも話しかけられない
聞こえてないように 無視
無視をされることは、私は存在していない
私は存在しない方がいい
自分の存在する価値がない
なのに私が居なくなるのを待って
部屋を移動したり 私が帰ると外に出たりするあの人の行動を受けては
私は存在してはいけないんだって
ひとつ ひとつ追い詰められた
そのときは 自分がさみしいとは認めてなかった
ほんとうは
辛い時に話しを聞いて欲しかった
ちゃんと向き合って 支えてくれる人が欲しかった
戸籍上夫は居るのに 
ひとりぼっちよりも はるかに孤独だった。
人には 家の事は笑い話にした。
悩んでないフリ。笑い話にしたらさみしくない
かわいそうな人に思われたくなかった
それに 無言の圧力みたいなもので
小さな嫌がらせから 
だんだんと 何かされるんじゃないか?
って 怖かった

ベランダからみるお月さまは
いつも綺麗で。
夫から 離れたい と別居の事ばかり考えてるのに
こわくて できなかった
ずっと 賃貸物件を探して妄想してた
小学校卒業前に子どもと一緒に
物件見に行った事もある
だけど 罪悪感でいっぱいで できなかった
また夫に手紙を書いて それでだいたい2ヶ月くらいは比較的機嫌が良くなるから

↓ こんな感じで


そして また体調を大きく崩して
診断書が出て 仕事もできなくなった。
家に居ても気持ちは休まらず
時々復帰しても また倒れて結局1年休んだ
しばらく傷病手当で暮らした
この頃ヨガに出会って その時ははじめて自分だけの時間にできたし、大きな変化を得られたけれど
それでも
ベランダや車の中で ずっと泣いてた
がんじがらめになって
どうしたらいいか?
私はずっと ここでこんな風に生きていくのか
仕事をする体力も気力もないまま
ここでも生活できないし
離婚もできないし
何より 子どもを巻き込んでる
不幸にしてるような罪悪感。
八方塞がり。

ベランダの物干しざお に紐をくくったら
死ねるだろうか?と見つめていた
死にたい  というより 消えてなくなりたい
もう疲れて 何もしたくなかったし
何も考えたくなかった
でも頭をよぎるだけで 到底できなかった
子どもを もっとさみしくさせるし
要らない 罪の意識や背負わせるのは
どうしても 考えただけでできなくて
それだけは しないという確信はあった
子どもの存在に 命を救われていた

結局どれだけ仕事を減らしても
起き上がれなくなって退職したけど
具合が悪くて自信もなくて仕事を見つけられなかった
障害者年金しかないのかと年金事務所に相談だけした事もある
何より辛かったのは 理解してもらえなかったこと
姑さんとかに しんどいって皆んなしんどいのに
と言われたり 
長引くほどに
怠けている  と思われるのが悔しかった。
身体が震えるくらい悔しかった
頑張りたくても 頑張れない自分にイライラした


そんな限界にきてたある時
心屋仁之助さんのフェイスブックを
誰かがいいねしてて
「頑張らなくていい」と書いてあった
罪悪感は 罪がないのに感じてるだけだと。
頑張らなくていいの?
その一言だけで 衝撃で涙が溢れた
もう限界。もう頑張りたくない。
わたしは悪くない。
って気がついた。それからブログを読んですぐに
神戸のオープンカウンセリングに行った。
いままでと真逆の考えすぎて戸惑いながらも
気持ちが楽にはなった。
ほんとうに 自分のためだけを考えてもいいのか
私が幸せだったら まわりも幸せになるのか
半信半疑で 何回も罪悪感がでては思い直して
でももう自分の中では生きるか死ぬか
くらいに後がないと思って
このまま不満をためて愚痴をためて
自分を殺して生き続けるのか
こわくても 楽になるために勇気を出すのか?

たぶんそのあたりから離れる覚悟をした
条件のわがままを言って仕事を見つけた。
似たような仕事だったけれど
なるべく 頑張りすぎないように頑張ってみた
よく体調を崩して 早退したり休んだりしたけど
まわりはいつも優しくて 
居るだけで安心するから居て欲しいと言ってくれてた。
それから半年、物件を探して 貯金と生命保険をひとつ解約して 黙ってその日の朝手紙を置いて
高校生の息子と引っ越した。

それからは
小さな古いアパートが私のお城で
気を使わずに過ごした。
ご飯の時に夫は部屋にこもって出てこなかったので 虚しい思いをしないようにしてた鍋を2人でつついた時とか
触らせてもらえなかったDVDを買ってきて
好きな番組を録画し合った時。
 2人だけなんだ。お金はどんどん減るけれど
2人の生活が幸せで、朝起きること
緊張せずに ご飯食べること 寝ることが
全部   全身で 息ができている!!
嬉しくて涙が出た。
夜空にも お月さまにも感謝があふれた
怖かったけど 勇気を出してよかったって心から
(今 そんな幸せを忘れてないかなぁ、、)

自分の気持ちに正直になるほどに
段々と無理していることに気づきやすくて
無理をして我慢をする度に
体調を崩していく感覚もわかっていった
発作はかなり減ったけれど
幸せになれたのに  不安はまだいっぱいで
どうしても体調の回復は難しい。
医師からは 長年のストレスだから時間はかかるよ
と言われ、完治は難しいから病気と付き合っていくことを言われた。
訳がわからないしんどさは
少しずつ 原因のわかる感情になって 
時々顔を出す
怒りとかなしみ   あるなーと思って
ちゃんと怒ってかなしんであげる
まだその段階。


それから
紆余曲折あり
今 なぜか京都にいる (だいぶはしょった、、)

・・・

身体のことを書くつもりが

なんだかぶわーっと過去の回想になっちゃった


こんなことを書いてどうするんだろう?

とおもいながら

連休中 眠り続けてはまた書いて


暗いし。。ネガティヴ

でも

これで人に何か思われても別にいいんじゃない?

開き直る ← 今ここ

前だけ向いていこうとか 今だけに集中とか

無理な時は無理でしょう

誰かにじゃなくて

自分しか認めてあげれないんだよ



私の過去は

してもらえなかった。

された。   

で溢れてる

誰かを悪者にして かわいそうになって

言い訳にもとれるかもしれない


それでも

過去のその時の気持ちに嘘はないし

蓋をしてた感情や 気持ちを集めに行けた


そこまで思いつめないと

行き着くところまで行かないと

ふりきれなかった


過去の私に

もっとこうしたらって 言いたいことはあるけれど


その時 その時

そうするしかなかったんだよね。

それが精いっぱいだったよね

だから 全部そうやって 通ってきて良かったんだ


それによく頑張ったね

頑張って 我慢しながらも生きて繋いでくれてありがとう


くるっとまわって

いろんな自分を知れたし

その時の本音に気づいてあげることができた

(本音はめっちゃ活かせる)


体調のことも

時々 恨んでしまうけど

そんなわたしだから

できることがあるかもしれない

こんな経験や 身体が 宝物になって

生かされていくことがあるかもしれない


全部含めて  いまのわたしがある

そのまま 





かわいそうな感じに書いてしまったかもしれない
と迷って投稿。

でも、過去のわたしも
今のわたしも

全然 かわいそうじゃないよ。

それに 今は
誰も悪かったわけじゃないってわかってる。

でも、先にちゃんと怒って
恨んで 
そんな気持ちまるごとを認めてあげたい。