昨日の王位戦挑戦者決定戦は143手で行方八段が制し、タイトル初挑戦を決めました。7月から7番勝負を羽生三冠と争うことになります。
行方八段は、才能については広く認められながらも、不遇の時代が長く続いていました。昨年度のA級復帰、そして今回のタイトル戦初挑戦と波に乗っている棋士の一人です。
行方八段といえば、既に故人となった団鬼六氏との交際が有名です。「八段になったからにはそろそろ身を固めることを考えることも必要ではないかと思われる」という団氏のアドバイスに従ったためかはわかりませんが、結婚後の行方八段の堅調には驚かされます。
もし団氏がご存命であったら、どのように観戦記を描いたのだろうか、想像してみると微笑ましい気持ちになります。
羽生三冠対行方八段のタイトル戦、新鮮な感じがして今から楽しみです。
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