中小企業診断士の業務は幅広い。しかし、その醍醐味は経営者に対するコンサルティングにあります。今日は2件のコンサル案件を行って来ました。
まず、1社目は郊外の住宅街にあるブリザーブドフラワーアレンジメントの教室です。
診断内容は後日まとめるとして、我々が訪問した時に運良く生徒さんが来校されており授業の様子を見学させていただくことができました。
我々YTDチームも実際にブリザーブドフラワーの作成を体験させていただくこともでき、みっしー氏だけでなく、男3人のメンバーも盛り上がりました。
意外に男性の受講生も多く、奥さんや恋人へのサプライズプレゼントとして熱心に勉強される方もいるそうです。
ブリザーブドフラワーとは、一度バラバラにしてからジェルでくっ付けることで膨らませる造花法の一種です。
1.花を分解してバラバラにする。
2.一つ一つノリでくっつけて膨らませる。
右下の花が加工後の花です。他の花と見比べると、加工後の花のほうが見栄えが良くなっています。
ちなみに花は生花を化学加工したものを使うので写真で見るよりも色が鮮やかです。
YTDメンバー4人の作品です。
良く見ればプロと素人の作品に歴然とした差はありますが、我々のような全くのど素人でも、それなりに魅せるものを作ることができます。
奥の深い世界なので、極めようとすれば修練が必要になりますが、ど素人でもそれなりに楽しめるという間口の広い世界でもあることが実際に体験してわかりました。
この特性をうまくマーケティングに活かしたいと考えています。
2社目は場所を移して、羽村市にある旅館のコンサルティングを行いました。
まだ試作品のメニューなのでブログではオープンにできませんが、和洋折衷型の懐石料理という新しいコンセプトをアピールして、集客に結び付けたいというご相談でした。
試食会を行ったところ、他の診断士からの反応も良く、料理については全く問題がありません。
ただし、料理だけでターゲットとなる30代から50代の女性客をつかむことは難しい。例えば、ブリザーブドフラワーアレンジメント教室などを開催するなどして、料理プラスアルファをアピールできる仕組みを打ち出す必要があると思います。
今回は宿泊ではなく料理に焦点を当てた提案になるので、食べログやぐるなびの活用を踏まえた提案をする必要もあります。
両社とも未経験の分野でのコンサルティングになるので、早速この仕事を楽しんでいます。
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