こんばんわ。pingpanです。
政府から日本再生戦略が発表されました。
2020年までの成長戦略が盛り込まれた、いわば国の指針になるものです。
医療や介護、健康関連分野で、20年に50兆円規模の市場を創設し、284万人の雇用を生み出すことをうたっています。
様々な分野について述べられているのですが、その中で「中小企業戦略」として中小企業に関する指標も示されていました。
具体的には、以下の通りです。
【中小企業戦略】
〈2020年までの目標〉
・開業率が廃業率を定常的に上回る
・中小企業の海外売上比率4.5%(20年度)
〈2015年度の中間目標〉
・開業率と廃業率の均衡
〈重点施策〉
・中小、小規模起業の抜本強化
・金融円滑化法の期限到来も踏まえた中小企業などの支援
柱は、「起業・創業支援」「海外支援」「円滑化法関連」といったところでしょうか。
中小企業庁が掲げている内容ともそれほど変わりありませんので、今後はこれを具体的に実現するような施策が発表されることになると思われます。
こういう分野にいかにして診断士として関わっていくか。
そして、どのように中小企業の支援に活かしていくのか。
しっかり考えていきたいと思います。
具体策に乏しいなど色々とツッコミどころがある戦略ではありますが、こうした方向性を示すことは、非常に重要なことですね。
それでは。
日本再生戦略の要旨は以下を参照に。(会員ページなので会員しか見れないかもしれません。)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS09044_Z00C12A7000000/?nbm=DGXNASFS0903A_Z00C12A7MM8000