ポジ出しスパイス | 中小企業診断士グループ“YTD”のブログ

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平成23年度中小企業診断士試験合格者4名で立ち上げた診断士グループ“YTD"のブログ。YTDとは、「やったるでー」の略。クライアントの「あなたらしさ」を大切した支援を致します。

こんにちは、みっしーです。
4月4日(水)の日経にポジ出しの記事がありました。

ポジ出しとは、良い所を褒めて皆でポジティブに行動しよう!という考え方で、ダメ出しの反対の意味をもつ造語です。
これを実行するには、短所も長所に言い換える柔軟な発想力が必要になります。


その柔軟さを習得するのにピッタリなのが、ほめる達人検定合格

http://www.hometatsu.jp/ 

(一般社団法人日本ほめる達人協会)

3級であれば、 セミナー+検定で2時間、5,000円で受講できます。


この検定を受けると、気が弱い、空気が読めない、ケチ、決断力がない、わがまま、でしゃばり、気まぐれ…このような短所を長所に言い換えられる力がつくようです。
ここで私もチャレンジラブラブ!


・ 気が弱い→繊細できめ細やか

・ 空気が読めない→自分をしっかり持ってる

・ ケチ→きちんとしてる、しっかりしてる

・ 決断力がない→慎重、人の意見を尊重する

・ わがまま→自分をしっかり持ってる

あらら、同じのものが2回出てきてしまいました。

ボキャブラリーのなさを実感。要勉強です反省!


記事によると、管理職がよく褒めると部下のやる気を引き出し、様々な成果を上げられるとのこと。
自分に置き換えてみると、上司から褒められたら確かに嬉しいし、もっと頑張ろう!と思うと思います。

そこで、管理職が部下を褒めるメリット、デメリットについて考えてみました。


メリットは、

①持続性のあるモチベーションアップ。

②それによる高い生産性。

③良好な関係構築。


デメリットは、
①頻度が高すぎると褒められることが当然となり、注意された時にショックを受けすぎる。(もしくは自信過剰になる)
②白々しく褒めると、嫌味、お世辞に変わる。信頼性を失う。


こう考えると、モチベーションアップと褒めの関係は、報酬※と同様、適度なスパイスとして利用すると効果が得られるのかな、と思います音譜

報酬※…達成したら報酬という外発的動機付けのモチベーションアップの意味です。

あまりこれを使いすぎると、報酬が無いときはモチベーションが上がらないことが多くなるようです。)



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日本経済新聞 春秋より引用

(12・4・4)


 一般的には短所と見られる以下の言葉を、長所に言い換えてみてください。気が弱い、空気が読めない、ケチ、決断力がない、わがまま、でしゃばり、気まぐれ。ある資格検定試験で実際に出された問題だと、弊紙電子版の記事にある。

▼試験の名は「ほめる達人検定」。大阪の会社が2年前に始め、4300人以上が合格した。部下を積極的にほめる管理職の下で働く社員の方が、そうでない上司の場合より企画提案に積極的、という調査結果もあるそうだ。年少者、とりわけ若い人たちのやる気をいかに引き出すか。人を使う苦労に終わりはない。

▼若手知識人だけを集め日本の課題を論ずるNHKの討論番組で、1人の参加者が「ポジ出し」という造語を口にした。非難やあら探しなどダメ出しが幅を利かせる議論はやめ、皆でポジティブ、つまり前向きな改善策に知恵を絞り、行動する方が大事との発想だ。反抗に意味を求めた昔の若者とは違う世代が育つ。

▼新入社員たちがオフィス街を集い歩く季節が来た。右肩上がりの時代に比べ若い人たちの危機感は強い。その発想や意欲を前向きに生かすのは年長者の役目だろう。若手の「ポジ出し」に、前例がないからとダメ出しで応ずるのは論外。「ほめるとは人の価値を発見すること」。先の検定の主催者は語る。


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