雪の中獲物を待つハンター

 

やっと雪に続き雨が降った

久しぶりに見る土の色

土に水分が十分にしみ込んだようだ

白っぽかった土が本来の土色に戻った

 

空気もしっとりとして気持ちがいい

どれだけの草花が生きているのか分からないが喜んでいるに違いない

一雨一雨春が近づくと言うがまだその気配は皆無

一早く動き出す水仙もスノードロップも全く顔を出していない

 

でも、植物は春を感じ取っているのが分かる

木の冬芽は少しずつ膨らんできた

コナラやクルミからは樹液が滴っている

着実に用意は始まっているようだ

 

この辺りの戸外では冬越しのできない物は部屋に取り込んでいる

窓際の日の入る所には所狭しと鉢がいっぱい

枯れもしないしおう盛に成長もしないが冬は越せる

室内は乾燥が激しく水やりを頻繁にしなければならないのが面倒

 

人間も日差しが春めいてきたのを感じる昨今

室内の植物も光線の変化を感じ取って動き出した

ゲッケイジュも葉の付け根から芽を吹き始めている

まだまだ寒く、もうしばらくは外に出せそうもない

 

雪の中、追手が追い出すシカを待ち構えるハンターの姿が

専業ではなく土日にだけ活動する人たち

お陰でだいぶシカの姿を見なくなった

とは言え安心はできない

 

以前は狩猟に興味はあった

でも寒い中、忍耐強く待つなんて出来そうもない

隣のKさん、この歳になると殺生はしないと言っていた

確かに害獣とはいえ生き物を殺すのは忍びない