昨日は公開審理でした。障害年金が支給されなかったり、想定した等級を下回った処分に不満な場合には、不服を申し立てることができます。

今回は2級障害年金を受給中の人に、さらに2級の別障害が発生した、内科的疾患の併存するケースで1級の年金を認めて欲しいという申し立て。

内科的疾患の併存の場合、併合(加重)のしくみを使わず、「総合的」に認定するものとされています。で、この総合認定、明確な基準がないクセもの。

一審目の社会保険審査官の決定は、単一の障害で1級にならないのだから、併せたって1級にならない、って💦

総合認定もスルーされて拍子抜け。。
こういう苦情はどこに言えばいいのでしょうか?

公開審理では、委員長が総合認定のしくみ、基準の有無を保険者に確認していました。保険者医師も基準がないことへの懸念を表明した上で、医学的観点から、2級妥当の線を主張していました。

そうだよね。
ブラックボックスで決まる認定は、争いを生じやすい。こういう不服もどんどん増えて、明確な基準づくりに進んでくれたら、と思います。