本日の作業では、まず画面の表示まわりの見直しを行った。
これまで、歴史再現モードの結果が比較画面では見えるのに、研究記録の表示やホロスコープでは間違ったモードの結果が表示されていた。
原因を整理し、計算の仕組みそのものを変えるのではなく、必要な場所できちんと見えるように表示の流れを整えた。実際の画面で問題なく確認できたため、この点は一歩前進である。
次に進めたのは、トリプリシテに関する新しい補助ツールの考え方の整理をした。
最初は一般的な占星術の表を使う方向も見えていたが、検討結果、研究目的には合わないことがはっきりした。
木星と土星の合の流れをたどりながら、過去の占星術師の史料を基にその背後にある考え方や計算の出発点を推測するための道具にする。
これは、昔の文献に書かれている「この年にトリプリシテが交替する」といった記述が、どのような前提から導かれたのかを調べる助けになる見込みである。たとえば1642年に火のエレメントにトリプリシテが交替するという史料があるが、通常の計算でそれが成立するか、成立しなければ、それを指摘する理論があった、ということを探るツールとして使えるよう整理する。
実装は、本体を直接いじらず、独立した場所で進めている。基準となる日時を手動で与えたり、条件の違う候補どうしを比べたり、複数の仮説を並べて見たりできるよう、少しずつ土台を整えた。まだ研究用の段階であり、一般の操作画面にそのまま入れるところまでは進めていないが、今後の検証に必要な骨組みはかなり見えてきた。
全体として、本日は派手な新機能を増やした日ではないが、表示の見え方を整え、新しい補助ツールの方向性を研究向けに正しく定め直した。今後は、この補助ツールを使って、史料の背後にある計算の前提をよりはっきり読み解けるようにしていく。









