ハシュガバードを出発し国境へ向かう。ガイドも別の車で一緒に来てくれて、ハシュガバードを出国するまでいてくれた。
イラン国境まで行き、順調にいったが、最後のカスタムで引っかかった。
先ず日本のナンバープレートがクレームを受けて、イラン側のガイドが英語が全くわからず要領を得ない。
国際ナンバープレートを見せて、交換して何とかなったが、次に車の生産年を訪ねられて2023年といったら、トヨタのH.Pをネットで見て、その年にはこの型の車は生産されていないとか訳のわからない事を言い始めて、2時間くらいストップ。
ガイドは掛け持ちで他の車も入国手続きをやっていて、どこへ行ったかわからない、全くいい加減な奴で腹が立った。
英語で怒って「何をやっているんだ!」と怒ってやった!
カスタム担当員にも、何が問題なのか?車体No.と登録ナンバーが合っているのだから問題は無いはずだ!といっても勿論言葉はわからない、
ただ待て!というだけ。
ガイドがカスタムに袋にお金を入れて配っていた、ワイロだ!
これがイスラム原理主義の実態だ、ロシアでさえこんなな事は無かった。3時間くらい経ってやっと入国できた。
結局50年前の入国時は荷物検査が厳しく、覚悟して入ったが、何にも検査はしなかった。書類検査だけで、3時間くらいかかってしまった。
本来ならば、カルネを日本で取得してれば良かっただけの事で、カルネが無く裏で入国するのだから、これくらいは当たり前か!
国境でガイドに入国手数料をキャッシュで支払ったが、100ドル紙幣がグリーン色出ないとイランでは使えないとか言い始めて、難儀した。
て言っても突然そのような事言われても無い、昨日銀行でドルをキャッシングしたので以前に言ってくれれば良かったのに、エージェントは全て後出しで行ってくる。きっと彼はこんな不正な事をやって仕事しているのだろう。その手数料も異常に高い!結局何だかんだで、たった8日間の滞在で45万位かかった計算だ。
やっと入国を許されゲートを入ってイラン側に入ると、案内のガイドが奥さん、長女、長男のファミリーで、待っていてくれて紹介し合う。
彼らはタブリーズ在住だが、家族で国境まで来てこれからイランを出国するまで我々を案内ガイドする。それにしても家族でくるとはビックリ!!
まずは昼食をして、今日の滞在先へ向かうが、ガイドの運転がイラン式で、ウインカーを全く使用しないから、どっちへ行くのかわからず、追て行くのが大変だった!