なんと珍しいことに演歌のコンサートにいきました。

歌手の名前は、吉幾三  さん。

実は先日、「頼んであったコンサートに行かれなくなっちゃったので、行ってくれませんか?」

とのメールが舞い込みました。

この日は、今使っている痛み止め薬の効果を診てもらう日で、この日にしかいらっしゃらない整形外科のお医者様のところへ行く日だったので、ちょっと気が思い日でした。

午前中に整形外科へ行ってから気分をぐっと変えて午後のコンサーに行ってみるのも良いかなと思ったのです。

いつこの痛み止めから離れられるかちょっと憂鬱な気分ですので、演歌のコンサートというものをテレビだけでなく、生で聴いてみるのも興味深いことだと感じたものですから。

 

なんと、16:00に始まり、主催社からのご挨拶の後、あのモノマネの清水アキラさんが、時々話の中にモノマネを入れながら昭和の名曲を歌いました。ジャケットの早着替えをしながら………

なるほど………

普通この後休憩が入るのかなと思いましたが、そのまま吉幾三さんの部になりました。

結局、18:15ぐらいまで一気に続きました。

しかしこのステージの企画はどなたか、プロの方がお造りになったのだと思いますが、よく練られていたと思います。

吉幾三さんのお弟子さんが、昔、吉幾三さんがテレサ・テンさんのために作詞・作曲された曲をお歌いになったり、津軽三味線と尺八の演奏が入りましたが、その分量もちょうどよく、あとは歌とおしゃべりで構成されていました。

 

まず、ステージに並んでいた吉幾三さん専用のバンドの楽器の多彩さが目を引きました。

打楽器として、ドラムセットがあるのは普通だと思いますが、ティンパニや、細かい打楽器群があるのが目を引きました。金管楽器持ってトランペット2、アルトサクソフォーン、ギターも3人いらっしゃいまして、その方たちもギターを持ち替えていらっしゃいました。

舞台下手側は、ヴァイオリン、シンセサイザー、ピアノ?にコーラスの方4人がいらっしゃいまして、それぞれの場面でそれぞれの特徴を生かして演奏されていました。

こういう使い方をするんだなあ。

それに津軽が舞台になった演歌らしい演歌は、尺八の方。津軽三味線の方が入られるのですが、津軽三味線の方は33年、尺八の方は25年、吉幾三さんと演奏活動されているとのこと。

お話の中で、海外にも演奏活動をしにいかれているそうで、台湾にもこの同じメンバーで行かれたそうです。

改めて思いました。

プロのお仕事はすごいな!

演歌は、以前習っていた先生は大嫌いだとおしゃっていましたが、私は結構好きなのです。