いつもでしたら、最低でも一週間前には、少しずつ準備を重ねていくのですが、出演自体がどうなるかわからなかったので、頭から抜けていました。

一昨日、歌ってみてから、やっと本格的に準備しようかな という気持ちになってきました。

やはり、前向きに動き出すことが、元気になる秘訣かもしれません。

木曜日からずっと平熱ですので、このままの状態でしたら、日曜日の療養期間が過ぎて、平常の状態に戻ってくれると思います。

 

しかし事前に髪の毛のカットやブロウができなくなってしまいましたので、自分でなんとかやってみなくてはなりません。

もうこれは仕方のないことで、なんとか、ワックスやヘアースプレーを使ってやってみるしかありませんが、まあこういうことにとんと疎い人間で、いつも下手だなあと本人も思っているのです。仕方がないと思いますが、まずは今回は格好よりも健康ですので、出来るだけ手間暇がかからないように考えなくてはならないと思います。

 

しかし今回に限って、ドレスをこれにしようという考えがとんと湧いてこないのです。

一昨日は緑色にしようと思っていたのですが、ドレスを出してきて、それに羽織るレースを重ねてみましたら、ドレスの形が、重ね具合がうまくマッチしないのです。

襟や袖のデザインが合わないと、ちょっとしたことですが、一番顔に近い部分ですので、とてもおかしなことになってしまうのです。

ですから、こういうことは必ず着てみて、合わせてみなければならないのです。

いつもはこういう小さなことを少しずつ積み重ねていって、準備が整うのです。

それと同時に心の準備も整うですが………

 

今回イメージがなかなか湧かずにウロウロしている時に、病気になってしまったので、仕方がありません。

近頃、歌うものが歌曲のことが多いので、特に今年は夏からバッハをプログラムに入れていたので、あんまり目立つ感じの、ふんわりした洋服が着られなかったのです。

 

どちらかといえば、近頃はストンとした感じのドレスを着ることがおおくなってきてしまいました。

だんだん年齢的にお姫様ドレスを着る年齢ではなくなってきたのでしょうか。

今年の夏のコンサートは、1回目がすこしピンクがかったパープルでしたし、2回目はラメが入っていましたが、紺色でした。

 

10月のコンサートは日本歌曲が〈春宵感懐〉という春の歌でしたので、白地で裾の方にピンクのぼかしが入っていて、丈の高い草花が描いてあるというちょっと和風にも見える模様のドレスでした。落ち着いた色めでしたので、曲目には良くあっているように思いましたが。(自分で言うのもなんですが……事実評判も良かったのです)

 

とここまでは割合曲目とイメージが近いものにしましたので、自分で歌っていても気持ちとしっくりきていたように思います。

 

こういうことは、気持ちの問題ですから、本日一日もう一度よく考えてみたいと思います。

 

特に今回は気持ちの上でもすっきりとしたドレスが良いなあと思っています。

何しろいろいろあった上でのコンサートですから………

気持ちだけでも、出来るだけひっかりがないように準備だけはしておきたいと思いますので………

 

もちろん歌の練習もしておきます。