月曜日ですが、いろいろとあった日でした
結局、持ち寄りパーティは、考えた末、一口サイズの稲荷寿しを持って行くことにしました。この稲荷寿しは歌舞伎座のそばにあるお店のものです。歌舞伎役者さんのお化粧した顔などが崩れないように本当に小さい口で一口で食べられるように作られたものです。松屋の地下食料品売り場に出るようになってようやく手に入るようになりました。私は時間もないので電話で予約しておきました。白銀屋と書いて、プラチナやさんとおよびします。13名集まってのパーティーでした。
その後、上野に参りました。
ブラームスの曲をYou  Tube で調べたときにこの方の演奏を何度かお聴きしていたので、一度実際に聴きたいと思っていたので。
調べてみるとオールブラームスのプログラムだったので何日か前にお電話でお願いしてチケットをとっておきました。
実は現在練習している曲はグリーグを除いては全部ブラームスなのです。
やはり、オペラのアリアなどに比べてリートは持ち味が少し地味なので、(面白さが全然違うので) またそれもブラームスのみというプログラムはどうかな?どう聴く方が受け取るのかな?という興味もありました。
実は先日同じ場所で、ある財団のオペラ新人賞を受賞された方の報告演奏会があり、イタリア歌曲、イタリアオペラのプログラムを聴いたばかりでした。とても華やかでその方のお人柄でしょうか、歌の持ち味でしょうか、満員のお客様からも演奏からもフレッシュで熱いものが感じられた演奏会でした。良い意味のイタリアンな感じでした。その演奏会のオテロの「柳の歌」の時に、このアリアはデスデモナが死を予感して歌うものなので、独白するという趣のものです。静かに、間を取りながら歌われるものなのですが、そのとても静かな時に客席から寝息?いびきが聞こえてきてびっくりしたのですが、昨日のブラームスプログラムの前半、ブラームスの有名な曲、「永遠の愛  」の時に同じようないびきの音が………。その前からあれっと思っていたのですが、そのステージの一番の盛り上がり部分で。どうも会場が少し薄暗いせいか、落ち着きすぎてしまうのか……。どうかいびきだけは勘弁して欲しいのです。何曲か前の合間に  もうすでに聞こえていたのでお隣の方がさりげなく注意してあげて欲しいものです。後半は聞こえませんでしたから。(それともご退出なさったのでしょうか)
やはりリートの持ち味は、言葉のせいかイタリアのものとはかなり違っていますが、後半ビオラが入った「アルトとビオラの為の2つの歌」や「4つの厳粛な歌」などはやはりブラームスならではのものだったと思います。
この中で前半に歌われたジプシーの歌の中の何曲かは是非取り組んでみたいなと思いました。少しずつ少しずつリートに近づいていけたら良いのですが。