本当に雪が降りました。天気予報で雪が降るかもしれませんとのことで、えーっと思っていたのですが、本当に降りました。
スノーブーツを履いて雨用のコートの上にリュックを背負うので、リュックの上に雨用ポンチョ短い版を着て歩いて出かけました。
雪がおもいの他長く降り、屋根に白く積もり始めた時にはこのまま明日まで降った雪が溶けずに残るのではないかとかなり心配しました。
しかし午後になってやっと勢いが弱くなって少し安心しました。道にガンガン積もり始めたらもう何日かは凍りついて溶けなくなってしまうので、動きが取れなくなってしまうと困るからです。
一昨日、コンサートで久しぶりにお会いした方々と、5人で早めの夕食というか遅めの昼食というかの食事をしました。若者が好む感じのレストランでイタリアンが中心の料理でした。季節がらシャンパン(スパークリングワイン?)を  勧められましたが、途中に車を駐車している私は、もちろんアルコールは飲めません。
しかし、どなたもそれぞれの道を歩まれているのでかなり話が弾んで結局食事を挟んで3時間ぐらい話をしていました。
その中の一人のお嬢さんが調理師専門学校に行ってらっしゃるのだそうですが、24日からその学校の修学旅行なのだけれども荷物が重くて大変とのことでした。行く先を訊ねましたらロンドンとパリだそうで、ロンドンではそちらの学校で料理の実習もするそうで、白いユニフォームなど一揃い持って行くそうです。パリでは正装をしてディナーに行くそうで、その洋服などまた一揃いがいるそうで荷物がかなりの量になっているそうです。面白いのはその正装ディナーの時には男女ペアーで腕を組んでいかねばならないそうで、女性の方から男性に声をかけねばならないそうなのです。おとなしいお嬢様のようで「よく声をかけることができたと思うのよ」とのことでした。ちなみに学校は男性の人数が多いらしく、女性と腕を組んで参加することができない男性ができてしまうようです。食事を作る立場の方がそういうひと時を体験をすることは、その方達が今後勤めた場所できっと活きてくるのではないかと感じました。(近頃の専門学校は面白いことを考えるんだなあ。)
その大荷物を持って朝早く学校まで行くそうで、駅まで車で送って行くとのお話でしたが、果たして雪の中無事に送って行くことができたのでしょうか。そんなことがちょっと気になった朝でした。
路面が凍結してしまうかもしれないので、母のホームに行き、帰りに文化村からのメールが届いているのを発見しました。何と恐れていた事態が発生しました。一週間後に迫っていたヨナス・カウフマンの オーチャードでのリサイタルが突然キャンセルになってしまいました。
11月の締めくくりがこのコンサートになるはずだったのですが。体調不良とのこと。がっかりです。昨年のリートコンサートにいけなかったので今年は是非聴きたいと思っていましたのに。きっと11月の雪と共にこのキャンセルをずっと思い出すことだろうと思いました。