仕事の後に行ったせいか、歌のレッスンからの帰りの電車でずっと立っておりましたら足が痛くて立っているだけでかなり疲れてしまいました。

レッスンは普通、休みの日に行くことが多いのですが、都合で今回は平日のしかも通勤の方の帰りの時間帯にかかっていたので、帰りの電車はかなり混んでいました。
したがって、歌のレッスンの時はもちろん立って受けていますので、その後電車を三つの乗り換えて帰るのですからかなりの時間立ったままでいることになります。
というわけで足がパンパンになっておりました。

今回、「アロマストレッチ」に行って見て良かったことは、何よりも自分の足をしっかりと触り、ケアすることの大切さが少しわかったことでしょうか。
前の日にそんな足の状態だったので,特に感じました。

裸足になり、マットの上にに座ります。
手にアロマオイルを垂らしていただきそれを足の裏、指、かかと、ふくらはぎ、膝のところまで伸ばしつつマッサージしていきます。

特徴的なことは、ゆっくりと丁寧に足の先を扱うことです。足の裏や甲の部分だけではなく指、指の間、かかとなどあらゆる部分を丁寧にほぐして行くのです。

やってみて思いましたが、今までこんなに丁寧に自分の足の裏や甲や指を触ったことがあったでしょうか?
おろそかにされていた自分の足が叛乱を起こしているのかもしれません。
足だって愛情深く扱ってあげないと、自分に注目して欲しいと怒るのですね。
自分でマッサージしてみて初めて自分とは別の生き物のように感じました。
自分の家来ではなく、自立した重要な生き物だということに始めて気がついたように思います。

初めてこのストレッチを受ける私がいるので、どうも最初の足先のツボやらリンパの流れ、リンパ節のことなどを詳しく説明しながらいつもより時間をかけてくださったようです。
時間をかけてくださったからでしょうか、何だかマッサージをしている最中から足元が喜んでいるように思いました。
指が一本一本バラバラになってくる、むくんでいた部分が少しづつ柔らかくなってくるのが感じられました。それと共に前日あんなに立っていることをきつく感じた足が、今日は大丈夫かなと思えるようになるから不思議です。

手の平や指でしかもアロマオイルの効果で、滑りが良く香りもほのかにあるからでしょうか、とても良い気持ちでした。

全身をまんべんなく動かす体操ではありませんが、自分の足先をこれほど大事に、しっかりと見たという経験はもう何十年もなかったように思います。

リンパの流れも滞るから浮腫むわけなので、出来るだけいつも流れが滞らないように気をつけたいと思います。それほど前日は足が痛かったのです。靴も気をつけ、服装も楽なのにこんな状態になるのはやはり一つ一つの部分を大切に扱わなくてはならないということでしょう。

最後にラヴェンダーの香りのティッシュをくださって、香りを楽しんでくださいとの言葉で終わりました。

私をいつも支え、頑張っている自分の足に時々は今回のようなご褒美をあげなくてはならないと感じました。