こんにちは(^-^)

ハッピーアニマルプロジェクトの
柴やすよ です。




つい最近まで、

ビーグル犬のパン君を病院で12日間お預かりしていました。


パン君は一日に数十回と痙攣発作が起こる、

重責発作のてんかんという病気なので、

飼い主さんもどこかにお預けしたくてもこれまではなかなか難しかった様です。


そんなパン君を、

12日間お預かりし、

飼い主さんにはゴールデンウィークを思いっきり満喫して頂きました(^-^)





パン君もいつもとは違った環境でリトリート。


毎日自然に囲まれて、

ずっとお外で風や太陽に当たる生活。



毎日飲んでいたたくさんのお薬も、

お預かり初日に一気に断薬


お預かり2日目は発作のピーク。


お預かり3日目には発作が減り、


お預かり4日目には発作がゼロになりました。



この頃には薬の影響も抜けてきて、

パン君の意識がハッキリしてきていました。

しっかり目を合わせて、しっかり意思疎通ができる状態に。


分かりやすく例えると、

薬中から正常の意識状態になった感じ。


てんかんのお薬は、

神経活動を低下させて色々眠らせるからね(⌒-⌒; )

抑うつ状態になるんです。



抑うつ状態とは、

・無気力

・動き↓

・イライラ↑

・寝てる時間↑

・反応↓


…という状態です。


その状態からどんどん脱していきました(^^)



朝は5時くらいから夕方くらいまでずっとお外に出して、

好きな場所で好きに過ごしていたパン君。

運動量も増え、夕方室内に入れるとバタンキュー。

ご飯もお腹いっぱい食べ(ご飯は一食一合✖️3〜4食)、

しっかり運動して、しっかり疲れて、夜はしっかり眠れる。

そんなメリハリある生活が続きました。





12日目には、

栄養失調で浮き出ていた肋骨にもお肉が乗って、

全体的に筋肉もついていました。



お預かり時の体型






12日後の体型



フラフラしていた足取りもしっかりし、

軽快に歩いたり走ったりするようにもなりました(^-^)



12日間は、

なんだかあっという間でしたね。


また会える日まで、

パン君、元気でねラブラブ



↓初日のパン君



ウチのノアとバロンとも、

お友達になってくれてありがとうラブラブ







私はこれまでの経験上、

てんかんのペットと飼い主さんの症例を一番多く見てきています。


YouTube「柴ちゃんねる」でも、何回かお話したり、飼い主さんと対談をしたりしていますが、

改めて、私の経験からお伝えしたい事。




世の中では、

「てんかんは治らない」と多く言われています。


しかし、

てんかんは、治る病気です。


だから、諦めないでください。



簡単と言ってはいけないかも知れないけれど、

分かっている人間からすれば、「簡単に治る病気だよね」と言えちゃうくらい、簡単に治っちゃう。


もちろん、

必要な事に向き合わなければならないし、

「分からない」から「分かる」になるには努力が要るし、ある程度の時間も必要だし、飼い主さんにとっては慣れない事なので大変な事だと思います。


でも、てんかんは、

必要な事をしていけば確実に治せる病気です。



要は、


てんかんは、脳(神経)の異常興奮な訳だから、

それが正常に機能する様になればいいだけ。

正常から異常になってしまった原因が解決されればいいわけです。


原因があるから、今の結果がある。


原因に気づけば、結果が変わる。




今回を機に、

薬も断薬できたのでよかったです(^-^)



てんかんに限らずですが、

絶対に諦めたりなんてしないでください。


症状も、病気も、

必要なメッセージを伝えてくれています。


原因があって今の結果がある。


原因に気づければ、結果は変えられる。



応援しています。




何かあれば、

オンラインでの個人カウンセリングも行っているので、

いつでもご相談くださいね(^-^)

https://happy-animal-project.com