この世の中には絶対にやってはいけない行為が3つある。
俺はそのうちの2つは15の時にすでにしてしまった。
ただならぬ後悔で生きる理由さえも奪われそうになった。
そして今日。
最後の1つを犯してしまった。
弁解の余地はない。
だが俺は気になってどうしようもなかった。
あの先に何があるのか・・・
あの丸い蓋を外したら一体何があるのか・・・・
マンホール・・・・
そもそもなんて名前をしてやがる。
ギリギリじゃねぇか!
思い起こせば、9時頃。
バイトの帰り道でタバコをポイ捨てした。
タバコはマンホールの上に。
そして見事にあの小さい穴の中に入ってしまった。
その時、俺は思った。
もしこの下に本当に小人の世界があるのなら、今のタバコで俺は何百もの小さな命を奪ってしまったかもしれない。
俺は自分のしてしまった行為が恐ろしくなった。
それと同時に、この下に本当に小人の世界があるのかを確めたくなった。
そして俺は蓋を開けてしまった。
するとそこには、はしごの様なものがあった。
それをつたって降りていくと、やはりあった。
禁断の地。
小人たちの世界。
そして俺を見つけた2人の小人が見上げながら言った。
『お前ら人間はここをゴミ箱のように扱っている』
『お前らは地球の癌だ』
俺は何も言い返せなかった。
気がつくと俺の周りにはたくさんの小人たちが集まり、あっという間に身動きが取れないほど囲まれてしまった。
そして殺せコール。
するとソコに騒ぎを駆けつけた国王らしき小人が現れました。
国王は民の無碍な態度を詫び、俺を城へと案内した。
だがその時既に気がつくべきだった。
奴らの巧妙な罠に。
国王の手厚いもてなしに俺は完全に油断した。
食べきれないほどの豪勢な料理が次々と運ばれ、俺の腹を満たした。
そして数時間後、もてなしの宴も終わりいざ帰ろうとマンホールから出ようとした瞬間・・・・
で、出れない!?
なぜだ!?
すると不敵な笑みを浮かべた国王が言った。
間抜けな人間め!貴様の腹をよく見ろ!
な、なに!?つっかえて出られないだと!?きっ貴様!
そして俺は小人の世界で奴隷としてこき使われることになってしまった。
って何の話だ!
ってか長げえよ!
ちなみにマンホールに無断で入ると犯罪だ。
コンビニ行くのにこっちが近いから。今日は雨だからちょっと駅まで。とかそんなことしたらすぐ豚箱だ!