星子 泰斗 オフィシャルブログ -5ページ目

最近の近況2 指導を始めて

今までも色んな所で少しずつ指導をさせてもらったことはあったのですが、がっつり1年間かけてGKを育成するという初めての経験がスタートしました。

基本的にはGKトレーニングを週一回色んなカテゴリーを混ぜて行う日。がっつりGKトレーニングのみ。

あとは各カテゴリーに曜日ごとに回ってGKの指導をチームトレーニングとともに行っています。



まず思ったことはカテゴリーの多さ。




うちでは現在U-19、U-17,U-15、U-14、U-13,U12、ジュニアとかなりのカテゴリー数になっています。




これは今まででもあまりない例でした。サッカー人口が多いドイツだからできるシステムなんですかね。



でも、これはいいと思います!

なぜならその分試合に出れる選手が多いので、試合経験を積むことができるからです。



そして驚いたのが、各カテゴリーに年下の年代が多く所属している点です。



例えば、今指導しているGKはU-19に所属している選手は二人とも16歳。 U-17のカテゴリーは16歳と15歳だったりと年下の子がプレーしています。


周りではもちろん年上もいるので、非常に良い経験になっているだろうし、そんな中でも物怖じせずにプレーできる環境も非常に良い育成環境なのではないかと思います。




質問でどうやってドイツ語話せないのに指導しているのかという質問を頂きましたが、

GK達も英語をほぼ完璧に理解してくれるので、会話をする点では問題ないので助かります。



本来は僕がドイツ語を喋れるのがベストなのですが、こればっかりは時間かかるかなと。苦笑



ここでも思うのは、やはりみんな自分の信念や考えを持ってプレーしていること。

何でここでそういうプレーしたの?と聞いてみると、こういう状態だったので、これがベストだと思ったという風にすぐに返事が返ってきます。

ここら辺はやはりアプローチの仕方が重要だなと感じながらコミュニケーションや、修正すべき点は話していかなければなと思いながらやってます。

逆に、12歳以下の子供たちとかは非常に吸収力が高く、この年代でもここまで技術がある子がいるんだなと感じながら指導させてもらってます。


正直教えてもらうことの方が多いので、たまに申し訳なくなります。



ただ、やはりどの子も一生懸命に上手くなりたいという意志が伝わってくるので、僕自身も非常にやりがいがあるなと思ってます。

まだ現役なので、みんなに交じってトレーニングしたり、実際にお手本を見せたりできるのは、今の時期に指導できる環境にいれてよかったなと思う点でもあります。(お手本になっているかはわかりませんが。苦笑)



あくまで僕がこの2か月で感じたことなので、悪しからず。笑



これからも日々勉強して、彼らの夢の手助けができたらと思います。






星子泰斗